3DMark06 Build 1.2.0
3DMarkの結果(グラフ62)はちょっと面白い。低解像度では差が開くのに、高解像度で差が縮まるというのは、CPU側がボトルネックになっている事になる。グラフ63を見ると、SM2.0では殆ど差が無く、HDR/SM3.0で差が付く事になっており、DX9の複雑なレンダリングパイプラインをぶん回すために、命令やデータを煩雑にメインメモリから送り込むあたりがボトルネックになっている、と考えて良さそうだ。低解像度ではなにしろフレームレートそのものが上がるから、バスとかメモリがボトルネックになりやすく、対して高解像度ではフレームレートが落ちるため、GPUそのものがボトルネックになり、バスやメモリは相対的に影響が少なくなるというわけだ。CPU Testの結果(グラフ64)を見ると、意外に差が大きいのがわかるが、これはメモリの影響も少なからずあるものと想像される。