NetBeansは以前からJPAに対応しており、データベーススキーマからエンティティクラスを自動生成する機能などが提供されていた。NetBeans 6.0ではJPAのサポートも強化されており、JPAのアノテーションのバリデーション機能が追加されている。アノテーションの記述に誤りがある場合にはエラーとして表示されるようになった。

図13はエンティティクラスに@Idが指定されていない場合の例だ。エラーを報告するだけではなく、ルーラのエラーアイコンをクリックするとヒント機能によって問題を修正することもできる。

図13 JPAアノテーションのバリデーション