Nokiaは今年10月、Symbian向けプラットフォーム「S60」でUIの強化を発表しており、会場では最新のUIについて説明していた(実機でのデモはなし)。今回の強化では、タッチ入力や各種センサーのサポートを予定しており、S60のプラットフォームに組み込むことでさまざまな可能性が生まれそうだ。このほか、Webランタイムのサポートによるウィジェットの「WidSets」や、Flashのサポートなども紹介していた。

「S60」プラットフォームについて

Flashサポートにより、YouTubeの動画が容易に楽しめるようになった

タッチ、スタイラス入力、キーボードとの組み合わせ、とさまざまなケースに対応するのが特徴

手書き文字認識も

天気情報のウィジェット「WeatherBug」

翻訳機能ウィジェットで英語「Beer(ビール)」をスペイン語に翻訳

開発中の技術として紹介していたのが、「Point&Find」だ。カメラ付き携帯電話で、知りたいモノの写真を撮り、インターネットで関連情報を入手するというもの。デモでは、車と携帯電話の写真を撮り、情報を入手してみせた。

街でみかけた車の写真を撮って、検索すると、車のメーカーや機種などの情報がわかる

携帯電話の写真を撮ると、その電話の動画広告が表示された