音楽携帯電話のラインナップを拡充させているNokiaだが、Nokia Worldでは音楽端末も展示していた。説明してくれたスタッフのお勧めは「Nokia 5310 XpressMusic」。厚さ1センチ以下と薄型なのに、サイドに音楽専用ボタンを配備、2メガピクセルカメラを搭載した。最大4GBまでのmicroSDカードが利用可能。

赤を効かせた「Nokia 5310 XpressMusic」。GSM/EDGEに対応

カメラは2メガピクセル

5310と同時に発売した「Nokia 5610 XpressMusic」はスライド式の3G端末

先日発表した高級ラインの「Nokia 8800 Arte」「Nokia 8800 Sapphire Arte」もあった。1,000ユーロ(約16万円)の3G携帯電話だ。

左から「Nokia 8800 Arte」「Nokia 8800 Sapphire Arte」。Sapphireは、中央の決定キーにサファイアを、カバーに皮をあしらっている

カバーを閉じると、数秒間だけアナログ時計が表示される

皮ケース、Bluetoothヘッドフォンを同梱した

いわゆるデザインケータイとしては、この夏に発表したPrismシリーズも目を引いた。本体は6角形で、側面・背面にレーザーエッチングをほどこした。このレーザーエッチングは、アルマイト素材を7方向からエッチングしたものだが、日本の会社が手がけたのだという。キーパッドと上面のイルミネーションカラーを、49色から自分で選ぶことができる。

Prismシリーズの3G対応版「Nokia 7900 Prism」。左の画面は、イルミネーションカラーの選択画面

上面のイルミネーションにより、メッセージが入ったことを知らせてくれる

7方向からのエッチング加工は、世界中で日本のある会社(非公開)しかできなかったのだという

2G版の「Nokia 7500 Prism」では、側面の枠を着せ替えできる