「LOST PLANET EXTREME CONDITION」を遊び倒せ!
LOST PLANET EXTREME CONDITIONは、インストールした時点でのグラフィックスカードによって初期設定が決まってしまう。そのため、テスト条件は標準というわけではなく、「アンチエイリアス・Furの品質:なし」&「4X異方性フィルタリング」&「その他の設定すべて高」という条件(パターンA)と、「4Xアンチエイリアス・16X異方性フィルタリング」&「影の品質・Furの品質:DX10」&「その他の設定すべて高」という条件(パターンB)の2通りでテストを行った。画面解像度については、16:10のものを優先的に選択している。
LOST PLANETは、もともと描画負荷の高いゲームだけあって、GeForce 8800 GTはGeForce 8800 GTXにやや水を開けられた結果となった。それでもアンチエイリアスを使用しなければフルHDで平均30fpsをキープできているあたり、GeForce 8800 GTの実力の高さがうかがえる結果といえそうだ。
「S.T.A.L.K.E.R.」では8800 GTSに決定的な差をつける
S.T.A.L.K.E.R.はCrysisとは正反対の、薄暗い景観描写が特徴的なDirectX 9世代のゲームタイトルだ。テスト方法は、「Full Dynamic Lighting」にしてHDRをフルに使用(ディテールはMaximum設定)。ただし、このゲームは3Dエンジンの仕様上、アンチエイリアスが適用できないため、テスト条件は解像度のみを変化させている。
全体的な傾向は3DMark06の結果に近いが、GeForce 8800 GTとGTSの間に決定的な差がついているのが印象的だ。「320MB」に対し「512MB」と豊富なビデオメモリ、「96」に対し「112」と余裕のあるSPの数などが影響していることは想像に難くない。GeForce 8800 GTはDirectX 9世代のゲームタイトルを快適に楽しむ用途でも有効な選択肢といえる。