さて、RubyCocoaを使うメリットとはどのようなものでしょうか? ポイントは「プログラミング言語」です。”Mac OS Xアプリケーションの開発にRubyが使える”。これが唯一にして最大のメリットです。
- コンパイル・リンク不要
- irbなど対話型環境によるインタラクティブな開発
- 豊富なオブジェクトのリテラル表現
- 強力な正規表現・文字列処理
- ブロック構文によるループ抽象化
- ブロック構文によるリソース管理の隠蔽
- DSLを構成しやすい構文
- 様々なライブラリを手軽に導入できるRubyGems
- C言語の知識が不要
- メモリ管理が不要
思いつくままRubyの特徴を挙げてみましたが、まだまだこんなものではなく、その数たるや枚挙にいとまがありません。これら優れた特徴を活かして、簡潔で可読性の高いプログラムを書けるのがRubyです。このようなRubyの力と、Cocoaの豊かなアプリケーション環境を自由に組み合わせることができる。それがRubyCocoaの魅力と言えます。