6月28日から7月1日にかけて、東京ビッグサイトにて「東京おもちゃショー2007」が開催された。国内121社、海外25社、合計146社の企業・団体が出展し、約38,000点のおもちゃが一堂に会するイベントとあって、ビジネスデーから多くの来場者が詰め掛けた。
開催にあたって日本玩具協会が発表した資料によれば、2006年の国内玩具市場規模6,400億円(前年度比93.7%)。また、家庭用ゲーム機の2006年国内市場規模は6,799億円(前年度比136.9%)となっており、家庭用ゲーム機の活況とは裏腹に玩具業界――とくに既存の商品を中心としたメーカーにとって厳しい状況が続いていることが示されている。しかし、逆境だからこそ創意工夫が活きてくるのもまた事実。記事では2007年のトレンド商品と、大手メーカーの注目商品に分けて紹介を行っていきたい。