WinHECでは、ランチ時間などセッションの合間に展示会場がオープンしていた。規模は小さかったが、基調講演で紹介された製品やサービスなどを間近に見られるチャンスとなっていた。
Microsoftブースは「Windows Home Server」と「Windows Rally」を中心とした展示だった。Windows Home Serverのセクションでは「HP MediaSmart Server」やInventecのプロトタイプなどを展示。デモを通じて、家庭内および外出先からコンテンツにアクセスできる自由さ、家庭内の全てのPCの重要データをまとめて安全にバックアップできる信頼性、ハード/ソフト/ユーザーインタフェースのシンプルさなどをアピールしていた。
Windows Rallyセクションでは、「対応デバイスのサンプル」「Vistaロゴを備えたネットワーク機器のセットアップ」「LLTD(Link Layer Topology Discovery)によるデバイスの発見・診断」「リモートアクセス」「無線対応のHDメディアブリッジ」「NAS」「セキュアプリント」などが横一列に並んでいた。デバイスサンプルの側から順に進むことで、消費者がRally対応デバイスを知り、ホームネットワークを構築、対応デバイスを導入・利用するステップを体験できるという仕組みだ。