ゲームテスト

まずはグラフを一覧してほしい。Radeon HD 2900 XTは5つのタイトルのうち3タイトルでグラフが大きく荒れている。ゲームテストをAA/AF適用の方針で進めた点が結果に現れているのかも知れない。カード付属とはいえ、ドライバがまだアーリーバージョンであり、タイトルごとの最適化が進んでいない可能性も高い。そのため、ここでは今回取得した結果に対し、これに基づく初回購入時(初回出荷時の添付ドライバが今回と同じバージョンだったと仮定して)のチェックポイントだけをコメントしておくにとどめておきたい。

F.E.A.R.は、Radeon X1950 XTXより若干(10~5FPSほど)上を推移しているため、初回入手組でも多少の恩恵はあるだろう。ただ、Half-Life2でFPS向上を狙う場合、ドライバのアップデートを待った方が良いかもしれない。他のタイトルに関しては、まずもう少し"安定"が欲しい。もっとも、ここでテストしたタイトルは今となっては決して最新のタイトルとは呼べず、かつベンチマークが取得できるタイトルに限定されたものだ。この荒れ具合から想像すると、市販の他のタイトルの実動作では、それぞれまた違った挙動になるのかもしれない。