ミスタースカイラン・桜井眞一郎さんも登場
続いて、日産自動車の片桐隆夫執行役員が登壇し、「50年前の今日、初代スカイラインが発表されました。これからもスカイラインで人の心にときめきを与えていきたい」と述べた上で「昨年11月に発売したセダンは、期待を50%以上も上回る売り上げを達成している」と、現行型の成功をアピールした。
また、歴代スカイラインの開発者も登場し、初代から7代目までの開発を手がけた桜井眞一郎さんもゲストとして登場した。桜井さんは、初代スカイラインの開発について、「 (日産自動車と合併した)プリンス自動車は当時、飛行機メーカーだった。高性能な戦闘機の運動性や強固な耐久性と自動車をいかにして融合させるかが課題であり、それらの課題をクリアして、自動車業界に打って出たのがスカイラインだった」と振り返り、「今日はこの場に参加できて感慨無量。今まで成長してくれたスカイラインに喜びとお礼を言いたい」と語った。
堀内葉子が初代スカイラインの登場時に流行したファッションで登場
会場内に設置されたスクリーンでは、歴代スカイラインが当時の出来事とともに紹介され、モデルの堀内葉子さんをはじめとする計12人のモデルが、歴代スカイラインの登場時に流行したファッションで現れた。
初代スカイラインが登場した1957年当時のファッションで現れた堀内葉子さんは、「タイムスリップしたみたい。今日は、同じ時期に活躍していたオードリー・ヘップバーンを意識しました」と話した。さらに、スカイラインとの関係については「実は父も4代目スカイラインに乗っていたんです」と明かした。