引っ掛けができて、これでほぼ完成なんですが……なんかまだちょっとダサいような……。
「角を丸くして、細かいところの形を変えたらそれらしくなりますよ」
と、またしても榑谷さんからアドバイス。その通りにやってみると、たしかにそれっぽくなった!
こういうところはソフトっていうか、センスの問題ですね……機能はあっても僕には思いつかなかったですもん。
さらに榑谷さんからのアドバイスにしたがって裏を肉抜き。っていうか、榑谷さんすごいな! 普段からカップホルダーを作ってるんじゃないかと思うほどのセンスの良さ。
「いや、作ってないですけどね(苦笑)」
よし、できたー!
最後に「干渉チェック」をやりましょう。これは、「引っ掛け」の部分などにぶつかっているところがないかをチェックする機能です。もちろんワンクリックでわかります。3D制作に慣れていない初心者にはありがたいですね。
おっと、奥のところが食い込んでいた……危ない危ない。これをDeleteで取り除いて、完成!
データは完成したのですが、今回の企画では、本当にカップホルダーを作って1名にプレゼントしますから、実際に3Dプリンターで出力するところまでやりますよ。
完成した3D CADデータを3Dプリンターで造形します。 今回は3DSystems社の国内販売代理店である「イグアス」に造形協力をお願いしました。
こちらの3Dプリンターから、カップホルダーがこの世界に生まれ出るのです……! いや~なんだかドキドキしますね!
ちなみにSolid Edgeの3Dデータは3Dプリンターとも親和性が高く、特別なことをしなくても普通に出力できるのもポイント。今、3Dプリンターが流行ってますし、安価なものもだんだん出てきているので、一緒に使ってみることをおすすめしますよ。
そうこうしているうちに、カップホルダーが出来上がりました!