隠れマイナンバーの漏えいを防ぐために

「管理区域」「取扱区域」以外にも残ってしまっているかもしれないマイナンバー。そのリスクを洗い出し、保有状況を可視化できるツールをこれから紹介しよう。

社員のPC内に保存されているマイナンバーを探査

クオリティソフトが提供している「QND」の新バージョンでは、マイナンバーを含む個人情報や機密情報を探査することができる(12月末リリース予定)。マイナンバー収集時にパソコンに残ってしまった、あるいは削除漏れ等のマイナンバーを洗い出し、保有状況を可視化することができる。さらに、マイナンバーだけでなく、氏名、住所、電話番号を始め、任意の文字列を指定し探査することも可能だ。

ファイル名のリネームと操作履歴の把握で情報漏えいリスクを低減

また、QNDはマイナンバーの保有状況を可視化するだけでなく、発見したファイル名を「特定個人情報」「機密情報」など、管理者が指定した任意の名前にリネームすることができる。ファイル名の頭に分かりやすい名前を追加することで、どのファイルにマイナンバーや重要なデータが保有されているのか一目でわかり、社員自身にも認識させることができるのだ。さらに、QNDには操作ログ取得機能が搭載されており、リネームされたファイルの所在や、ファイルの操作履歴を追跡することも可能だ。このようにマイナンバーや個人情報を含むファイルの保有状況の確認から、ファイルのリネーム、操作状況の把握によって、特定個人情報の漏えいリスクへの対処ができる。さらには個人・機密情報管理ツール「QGG」と連携することで、探査で発見したファイルを暗号化して安全なファイルサーバーで一括管理することもでき、活用しやすくなっている。

もちろん、これらの対応だけではマイナンバーへの情報漏えい対策は十分ではない。マイナンバーを安全に管理するためには、管理体制や保管方法を予め整えておく必要がある。全企業対応必須のマイナンバー制度、1月の本格始動まであと少し。今回紹介した情報漏えい対策も含め、再度自社の管理体制を見直してみよう。


この記事は、クオリティソフト株式会社にて作成されたものです。

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