カラーレーザー複合機といえば、一昔前までは大企業しか購入できない高級製品だった。コンパクトさと省エネ性能を併せ持ち、SOHO環境での利用に最適化されたのがキヤノンの「Satera MF8000シリーズ」だ。

「Satera MF8350Cdn」

現在はビジネスのペーパーレス化が進んでいるとはいえ、業務を行う上でプリンタやコピー機は必須の機器だ。また、スキャナやFAXも企業にとって同じくらい重要度が高いOA機器といえる。しかし、これらの機器を別々にそろえていたのではイニシャルコストが高くつくのはもちろん、SOHO環境においては設置スペースも大きな問題となる。そんな時に便利なのが、プリンタ、コピー、スキャナ、FAXなどの機能をまとめて搭載している複合機だ。

一概に複合機といっても、いくつかの種類がある。まず数年前から爆発的に普及したのが、一般家庭向けに販売されているインクジェットタイプのカラー複合機。手頃な価格帯の製品が多いため、SOHO環境ではこの家庭用複合機を利用するケースも多かった。しかし、インクジェットは本体価格が安い半面、大量印刷が多くなるとインクカートリッジの消耗が激しいのが難点だ。さらに印刷スピードや耐久性などの面でも、レーザーに劣ってしまう部分が目立つのである。モノクロレーザーという選択肢もあるが、ビジネスではプレゼンテーションなどの資料を印刷する機会も多いため、カラーのほうが使い勝手がよい。

そこで注目されるのが、カラーレーザー複合機だ。確かに一昔前までのカラーレーザー複合機は、大企業しか手が届かないような製品が大半を占めていた。しかし近年ではニーズの高まりもあり、メーカー側でもコンパクトかつ低価格なSOHO向けカラーレーザー複合機のラインナップを拡充している。その代表的な製品が、キヤノンの「Satera MF8000シリーズ」だ。なお、現在キヤノンでは、Satera A4レーザー複合機1台につき最大1万円がキャッシュバックされるキャンペーンを実施している。期間は4月30日までなので、購入を検討している方は、このキャンペーンを利用するといいだろう。