仕事でストレスを感じるパターン
これは多くのビジネスマンに多いパターンだと思う。仕事でストレスを感じるパターンだ。就寝中は青色を示しておりほとんどストレスを感じていない。質の高い睡眠が取れている。
しかし、起床後から高いストレスを感じるようになり、このビジネスマンの場合は午前中に運動を行って、そこから仕事をしている。仕事をしている間は常に高いストレスを感じていることがわかる。
この場合、仕事中に恒常的に高いストレスを受ける生活を続けていることになる。仕事中に何度か休息時間を作ってリフレッシュし、ストレスを軽減する方法を模索する、それがこのビジネスマンの次のステップだ。
お酒でストレスを感じるパターン
仕事が終わったらよく冷えたビール、というビジネスマンも多いことだろう。仕事後はお気に入りのお店で飲むといったこともやりやすくなってきた。日中にストレスは飲んで解消する、誰しも仕事が終わったら楽しくやりたいものだ。
次のグラフを見てみよう。このビジネスマンは仕事中にはほとんどストレスを感じていない。仕事は快適なようだ。しかし、夜になってお酒を飲みだすとストレスが強くなっている。
次は、このビジネスマンが深酒をしたときのストレスだ。飲んでいる間にどんどんストレス値は上がっていき、就寝してからも高いストレス状態が維持されている。先ほどのビジネスマンが就寝中はストレスを感じていないのとは対象的に、こちらのビジネスマンは就寝中にストレスを感じており、身体の回復が遅れがちだ。
お酒は楽しい飲み物だが、身体はこれをストレスと感じる。気持ちが良くなっているというよりは麻痺している状態であり、入眠がよくなるというよりも気絶しているという表現のほうが、身体の状態としては適している。お酒は身体にとってはストレスなのだ。
このビジネスマンの場合、飲む量を控えるというのが最初のステップだ。飲みながら、時折ストレスを確認し、行き過ぎていたらそろそろ止めて寝る、そんな習慣に切り替えるとストレスを減らすことにつながる。
「夜更ふかしゲーム」でストレスを感じるパターン
週末に、昼はスポーツを楽しんで、夜はビデオゲームを楽しむ。そんなビジネスマンも多いだろう。昨今のゲームコンテンツの豊富さ、面白さ、クオリティの高さは素晴らしいものがある。やりだしたら時を忘れてしまうのはさもありなんといったところだ。
次のグラフは、ゲーム好きビジネスマンの週末のストレスグラフだ。夜になってビデオゲームを始めてからストレスが高まっており、深夜までゲームを続けて高ストレス状態が続いている。
就寝してからは低ストレスになっているのだが、深夜まで高ストレス状態が続いているために、体力の回復が弱くなっている。この場合も、時々ストレスをチェックしてキリのいいところで切り上げて寝るというのがストレスを減らす次のステップだ。
副交感神経にうまく切り替わらなかったパターン
次のパターンを見てみよう。このビジネスマンは前日、寝る直前まで飲食をしており、就寝してからも自律神経がうまく副交感神経優位へ切り替わらなかった。エアコンの設定を誤ったことで睡眠の質も低く、起きてからもストレスが高い状態が続いている。一日中疲れが取れないような感じがしていたようだ。
この場合、就寝の2~3時間前には飲食を終えるようにすると変わってくる。自身のストレス状態を知ることで、生活スタイルを変えることがストレス低減につながることがわかるのだ。