QPS研究所と米ヴァージン・オービットは5月6日、QPS研究所が独自の衛星コンステレーションの構築を目指して打ち上げている小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR」の5号機の打ち上げに関して、ヴァージン・オービットと契約を締結し、2023年初頭に打ち上げを行うことを発表した。
QPS研究所は4月19日に、IHIにとっては初となる衛星打ち上げの商用契約を結び、イプシロンロケット6号機で2022年度中にQPS-SAR衛星の3号機と4号機を同時に打ち上げることを発表したが、それに続いて今回、5号機の打ち上げの発表となった。5号機は、高い頻度で地球観測を行えるように傾斜軌道に投入される予定としている。