店舗の業務支援ロボットのブースでは、「売場チェックロボット」「ピッキングロボット」「商品搬送ロボット」が巧みに連携を行うデモを行っていた。
まずは自律走行する売場チェックロボットが店内を巡回し、商品棚の撮影を行う。撮影したあとは画像をクラウドに送信。画像解析処理によって欠品や価格表記のミスを見つけ出し、スタッフが持っているスマホ端末やピッキングロボットに結果を伝達する。なお、商品棚の撮影時はライトを点灯させるので夜間のチェックも可能だ。
欠品データを受け取ると、ピッキングロボットはおもむろに動き出し、伸縮式のアームを器用に調整しながら商品を確保し始めた。横で待機している搬送用ロボットのカゴに次々と商品を入れていく。
搬送用ロボットは、ピッキングの完了を待ってから商品棚に向かって移動。最後は手の空いたスタッフが、棚の前でスタンバイしている搬送用ロボットから、商品を補充する。搬送用ロボットは、作業が残っていると再度ピッキングロボットのもとに商品を受け取りに行き、充電がなくなると自ら充電器のところに戻るという。