サイトデザインを整える

これで完成と言いたいところだが、まだ最後にして最大の難関「デザイン」が残っている。

トップにでかでかと「カレー沢薫のHP」と掲げられている時点で「これ以上はいけない」という孤独のグルメに出てきた留学生の声が聞こえる気もするが、せっかくなので色々変えてみることにした。

まず私は猫が好きであるから、HPも猫溢れる感じにしたい、そう思いまず背景をWixに最初から入っている猫壁紙に変えてみた。

見づらすぎる。せっかく書いた情報がまるで読みづらい。

しかし、この世に猫以上に大切なものはないので、私ごときの仕事情報が見えなくなるぐらい猫のためならどうでも良い気もする。とはいえ、それは今回の趣旨に反する。泣く泣く背景を猫にするのは諦め、トップに猫の画像を飾ることにした。

幸い、素材の中に猫の写真が入っていたのでそれをそのまま使用することにしたが、これだとこの猫が私の飼っている愛猫だと勘違いする人がでるかもしれない。フリー素材であろうから著作権上問題はないだろうが、私の猫でないのは確かだ。だからと言って、誰の猫かもわからない。

よって、このように一応お断りを入れることにした。これでいらぬ誤解は起こらないであろう。

猫の写真が入ったことにより、もう「完璧」以外の言葉は見つからないが、さらにこの猫写真を引き立てたいところである。さっきは背景を柄物にすることにより字が見えづらくなってしまったものの、色を変えるだけなら問題ないだろう。そこで背景色を変えてみた。

カレー沢薫さんのHPにはこのリンクからアクセス

何だろうかこれは。タイトルをつけるとしたら「Windows95」もしくは「昭和」だろうか。もちろん昭和にネットなどほぼなかっただろうが、それでも昭和としか言いようがない。

なぜ最新ツールとオシャレなテンプレを使ってこれが出来てしまうのか甚だ疑問だが、やはりどれだけツールが発達してもやはり扱う者の技量が重要、またWixにおいては「できるだけテンプレを触らない」「己のセンスを信じない」という努力も必要であることがわかった。

しかし従来であれば、こんなHPを作るにもかなりの時間がかかったはずである、それをWixでは本当に短時間で作ることができる、当HPも実質製作に3日ほどかかったが、途中でTwitterやpixivの巡回などをしなければ、3時間ぐらいでできたのではないかと思う。

その上、このHPはスマートフォンからアクセスすると、自動的に縦長のレイアウトになって読みやすくなる。本来ならWebデザイナーに頼んでどうにかしないといけないような仕様が勝手に反映されるのは本当にありがたい。「他人の猫」の注意書きがなぜか縦書きになっているなど、ごく一部レイアウトが崩れているが、このHPで一番伝えたいのはトップの猫が他人の猫だという点なので、逆にそこが強調されて良かったし、本の燃やしやすさにも無影響だろう、よってこのまま行くことにする。

まだほとんど何もないHPではあるが、これからもドンドン改悪して行こうと思うので、ぜひ御アクセスいただき、私の著書の購入&焼却、2兆円譲渡のメールの送信などしていただければ幸いである。