鉛筆ツールの機能強化

鉛筆ツール使用時に、optionキー(WindowsではAltキー)を押すとスムーズツールにするオプションが追加されました。

ツールパネルの鉛筆ツールアイコンをクリックして表示される「鉛筆ツール」オプションダイアログボックスで設定できます。

また、このダイアログボックスで設定できる「精度」のプリセットも、CC 2014では5項目に増加しています。

「鉛筆ツール」オプションダイアログボックスで、optionキー(WindowsではAltキー)を押すとスムーズツールにできるオプションが追加された

動作環境にないフォントのワークフロー

他のMacやPCで作成したデータを開く際、これまでのIllustratorでは、使われているフォントが自分のマシン環境にないと、警告ダイアログボックスが表示されました。

CC 2014では、「環境にないフォント」ダイアログボックスが表示されます。ここでは、Typekitから同期、または代替フォントで表示、[フォント検索]ダイアログボックスを開くといった選択肢が用意されています。

環境にないフォントを使ったデータを開いた際に表示される「環境にないフォント」ダイアログボックス

試験的な機能「GPU パフォーマンス」

Windowsに限り、GPU(ビデオカードに搭載されているプロセッサー)を使用して、画面描画を高速化する機能が試験的に搭載されています。互換性のあるGPUを搭載したWindowsマシンであれば、「環境設定」ダイアログボックスの「試験的な機能」の「GPUパフォーマンス」をチェックしてオンにできます。

なおこの機能を使うには、NVIDIA製のミディアムエンド・ハイエンドのGPUカードが必要です。詳細はアドビ システムズのWebサイトに掲載されているヘルプをご確認ください。