Adobe Creative Cloudを試すには?

Adobe Creative Cloudの無償体験ができることをご存じだろうか? この無償体験では、ストレージ2GB、各アプリケーションはMaster Collectionに相当するものが30日限定の体験版として利用できる。ストレージに保存したデータは有料メンバーになっても残るため、いきなりAdobe Creative Cloudの有料メンバーになる前にまずは無償体験することをお薦めする。

Adobe Creative Cloudは、基本的に購入手続きを終えたときから日数計算が始まる。そのため、現実的な話をすれば、たとえばクレジット決済にするなら、締め日や支払期日に合わせて申込日を決めるといったやり方もあるだろう。

なお、年間契約をしていてその12カ月が経過する前にメンバーシップを解約する場合は、残存期間の料金の50%をユーザーが支払う必要があるので要注意だ。

Adobe Creative Cloudか単体サブスクリプションプランか

Adobe Creative Cloudに加え、単体製品でのサブスクリプション形式での購入も可能になっている。こちらは対象アプリケーションごとを月々、あるいは年間単位で使用できるというもの。「月々プラン」の場合、3,200円でPhotoshopやIllustrator、InDesignなどのアプリケーションの最新バージョンを利用できる。これは、スポット的な仕事で使いたいときに非常に便利なものだ。

一方でAdobe Creative Cloudはアドビのアプリケーションほとんどすべてが利用できる、20GBのストレージが使えるという点が魅力だ。普段仕事をしていたらほとんど使わないようなアプリケーションも利用できるるので、プライベートで自分の範疇外のアプリケーションを使ったり、動画やムービーを編集する人がIllustratorで名刺やポストカードなどの販促物を作ったりと仕事の枠を越えて専門外のアプリケーションに触れられる。いずれも本格的なプロ使用のソフトウェアが自分の環境にあるということは非常に心強く感じられるのではないだろうか。

前述したように、現在、Adobe CS3以降の単体製品またはSuite製品の登録ユーザーであればAdobe Creative Cloudの年間プランが初年度は月々3,000円で利用できる。これは2012年8月31日までのサービスだ。これをカレンダーやリマインダーに入れておき、興味のある人はまずは無償体験から始めてみて欲しい。

Adobe Creative Cloudの申し込み画面から「発売記念版」の「サインアップ」を選ぶと自分のAdobe IDが対象になっているかをチェックできる

確認が取れれば支払い情報の入力に進むことができる