GNOME 3の体験にはFedora 15

GNOME 3を採用したFedora 15はこれまで使い続けたユーザにとっては最初使いづらさを感じてしまうかもしれない。しかし、操作感は変わるもののこれまでのGNOMEのデスクトップツールは健在であるため、しばらく使い続ければすぐに慣れると思われる。

Compizに触ったことがあるユーザであれば抵抗はないはずだ。古いVGAでも動作する可能性が高いので、Live CDでGNOME 3を体験するにはFedora 15は最適なのではないだろうか。

Fedora 15ではBtrfsが簡単に扱えるようになったが、Fedora プロジェクトではさらにFedora 16で標準のファイルシステムにするという計画まででてきている。SPICEやBoxbrinderといった仮想化技術への対応も進められており、Btrfs上で仮想環境を柔軟に管理できるようにしたいのかもしれない。