ただし文字入力に関しては慣れが必要だ。手書き文字の自動認識による入力は、認識精度が高い印象なのだが、1文字書く→認識結果による候補から選択→また書くの繰り返しのため、一連の表示がマシンパワーの影響なのか、少々まどろっこしく感じた。
また、ペンではなく指先でも操作はもちろんできるが、Webで細かいリンクなどは指では操作がしづらい面があるので、デスクトップからメーラーを開いてメールの確認ぐらいまでは、指先のみでもできそうだが、返信したりといった、それより先の作業を行う場合は、ペンありモデルを選んでおきたいところだろう。
なお、本体そのものにはUSB端子が1つしか備えていないものの、充電用のクレードルには、4つものUSB端子が装備されている。文書の作成やExcel書類への数値入力といった、本格的かつ細かいPC作業の際は、本体をクレードルに備え付け、マウス&キーボードを接続したうえで行うのが現実的で、そういう使用法にしっかりと想定した作りになっていた。
以上「STYLISTIC Q550/C」に駆け足で触れてみた。タッチ操作での文字入力をはじめとした各種操作が、若干まどろっこしい印象はあったものの、ビジネスユースの際に気になるセキュリティ面では、何重もの備えがあったうえに、プレゼンから細かいデータ入力作業まで対応できる拡張性の高さも目を見張るものがあった。
例えば仕事に関する各種資料を、一切合切入れておくストレージ代わりとして使えば、出張などの外出前も、さまざまな資料から必要なものを分別することなく、このマシン1台持っていくだけで事足りるし、また外出先など場所を選ばず、見たい資料をタッチ操作でパッと確認可能。かなり便利に使えそうで、大活躍は間違いないだろう。
■試用機の仕様 | |
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STYLISTIC Q550/C | |
次世代 Itel Atom プロセッサ | |
標準2GB(オンボード)、最大2GB | |
LEDバックライト付TFTカラーLCD WXGA(1,280×800ドット) | |
標準暗号化機能付フラッシュメモリディスク30GB/62GB | |
IEEE802.11a/b/g/n準拠無線LAN、Bluetooth V3.0、オプションで無線WAN | |
HDMI出力、USB 2.0×5(本体:1、クレードル:4)、ヘッドホン×1、約30万画素カメラ(本体表面)、約130万画素カメラ(本体裏面) | |
標準:約3.2時間(ペンありモデル)、約3.5時間(ペンなしモデル)、大容量バッテリ:約10時間(ペンありモデル)、約9.1時間(ペンなしモデル) | |
W275×D193×H16.2mm/ペンなしモデル:約690g、ペンありモデル:約720g | |
Windows 7 Professional(32bit)/Home Premium(32bit) | |
価格 | ペンなしモデルが89,800円(税別)~、ペンありモデルが99,800円(税別)~ |