「SoftBank SELECTION × マイコミジャーナル iPhoneケース デザインコンテスト "日本47美色"」

マイコミジャーナルが現在開催中の「SoftBank SELECTION × マイコミジャーナル iPhoneケース デザインコンテスト "日本47美色"」。優秀6作品は「SoftBank SELECTION」のラインナップとして商品化される注目のコンテストだ。そこで今回、特別協賛のソフトバンクBB・SoftBank SELECTION商品統括部商品企画部モバイル商品企画課の橋本雅斗課長に、コンテスト開催の趣旨、ケース制作のポイントなどを伺った。

――コンテストを開催するに至った経緯を教えてください

まず「SoftBank SELECTION」は、iPhoneなどの周辺機器を提案するブランドです。他社と異なるのは商品のクオリティを重視している点で、そのコンセプトをユーザーに伝える上では、デザインも重要な要素と考えています。ですが、ショップでの店頭販売が中心で、携帯電話の契約時に合わせてご購入いただく場合が多く、どうしてもシンプルなデザインが中心になりがちなんです。

ただ、最近ではそうした販売形態もかなり浸透できたということで、新たな段階として、iPhoneを楽しんで使ってもらえる、また個性を発揮できるケースを販売しようという話が出てきたのです。女性のユーザーさんも増えましたし、使う人のアイデアならば使いたいと思えるデザインも生まれやすいだろうと。さらに、プロ・一般問わず参加していただくことで、より細かなケースのニーズにも対応できるのでは、ということで、コンテストを開催することになりました。

ソフトバンクBB・SoftBank SELECTION商品統括部商品企画部モバイル商品企画課 橋本雅斗課長

――では、コンテストで期待されていることはありますか

「SoftBank SELECTION」には、漆や金箔塗りなど日本の伝統工芸を活かした「JAPAN TEXTURE Special Editions for iPhone 3GS/3G」などの商品があるんですが、その企画段階が本コンテストのテーマを考える時期と平行していました。そこでちょうど技術だけでなく『日本』をデザインのテーマにしても面白いぞ、と気づきまして。現在も地方で活躍されている方は多いだけに、こういう市場では、故郷や居住地、地元への想いは重要な要素になるんですよね。ですから、これらをテーマにしてイメージの軸にしてもらえれば、デザインの目安もつけやすいのではないかと。

"もし戦国武将がiPhone3G/3GSを持っていたら"というコンセプトで制作された「JAPAN TEXTURE Special Editions for iPhone 3GS/3G」第3弾のラインナップ。左から織田信長、伊達政宗、上杉謙信、直江兼続、真田幸村。300年以上の歴史を持つ「京漆器」の代表的な老舗「象彦(ぞうひこ)」とコラボレーション

元々のコンテスト企画に社会傾向を組み合わせることで、より面白いデザインが生まれてくれればいいですね。さらに、コンテストという体裁にすることで、みなさんの"よりよいものを作ろう"という欲求や、デザインに対する愛情を高めることができれば嬉しいです。