パートナーコンファレンス 2009では、パートナー オフ ザ イヤー2009の発表も行われ、マイクロソフト コンピテンシー17分野のうち、16分野での受賞者と、特定分野におけるアワードド5社が発表された(SOA and Busiiness Process Solutionsは該当者なし)。詳細は以下の通りだ。

アワードを受賞したパートナー

コンピテンシーアワアード

Advanced Infrastructure Solutions Award 日本ヒューレット・パッカード、日立製作所
Business Intelligence Solutions Award 日本コンピューターシステムサービス
Custom Development Solutions Award セカンドファクトリー
Data Management Solutions Award 新日鉄ソリューションズ
Hosting Solutions Award TKC
Information Worker Solutions Award エヌ・ティ・ティ・データ
ISV Software Solutions Award 日本デジタルオフィス
Learning Solutions Award グローバル ナレッジ ネットワーク
Licensing Solutions Award NECネクサソリューションズ
Microsoft Business Solutions Award 横河ソリューションズ
Mobility Solutions Award 日本ユニシス
Networking Infrastructure Solutions Award リコー販売
OEM Hardware Solutions Award マウスコンピューター
Security Solutions Award 日立システムアンドサービス
Unified Communications Solutions Award デル
Virtualization Solutions Award 大塚商会

特定分野におけるアワード

スマートビジネス アワード 協立情報通信
パブリックセクター アワード 日本電気
特別賞 ~Best Alliance Partner~ 富士通
特別賞 ~Software Asset Management Solution~ ウチダスペクトラム
特別賞 ~Winning Customer~ 静岡情報処理センター

静岡情報処理センター 代表取締役社長山田明寿氏

特別賞を受賞した静岡情報処理センターの代表取締役社長の山田明寿氏は「(今回の受賞は)社員にとって大変励みになり、お客さんにとっても喜ばしいことだ。受賞者の多くが大手SIerという中で、地方の会社を選んでもらえてありがたい」と感想を述べた。

静岡情報処理センター受賞理由は、VMwareを導入予定だったユーザーに対し、Hyper-Vを提案し、導入にいたったというものだ。導入されたシステムは、3台のWindows Server 2008 Hyper-Vサーバ上で、63台の仮想デスクトップを稼働させているという。

このユーザーは、専門の管理者がおらず、運用コストがかからないものが希望だったという。

当初は、ユーザーは仮想化ソフトについて実績でVMware、価格ではXenServer、Hyper-Vは未知のものという感覚をもっていたそうだが、マイクロソフトの支援を受けながら、VMware、Hyper-V、両方のテスト環境を構築してユーザーに示した上で、Hyper-V2.0など今後の展開を説明したこところ、Hyper-VをOSの一部であるという認識を持ってもらうことができ、採用に結びついたという。