変化への挑戦とコラボレーションによる自己実現
- スマートな地球の実現を目指して -

皆さんは今日、全世界170カ国以上で活躍している約40万人のIBMerの一員となりました。私自身も今年1月から日本IBMの社長になり、同じ年に新たな気持ちで新しいことに挑戦していく仲間を迎えたことを心から嬉しく思います。

いま世界は、金融危機に端を発した経済危機、さらには環境問題など地球規模での様々な課題に直面しています。しかし、こうした困難な状況は変革の絶好のチャンスでもあります。IBMは創業以来、お客様ニーズに合わせて業容を変革させ続けてきました。この先、10年、20年、30年後のIBMを、どんな会社にしていくのか、デザインし、実践するのは皆さんです。変化に果敢に挑戦し、IBMをより素晴らしい会社に変革させていってください。

お客様の経営環境の変化もスピードを増しており、お客様の多様なご要望にお応えしていくためには、日本IBMグループとグローバルなIBMのコラボレーションで生み出される総合力を発揮し、新たな価値を創造していくことが重要です。さらに、いまIBMが掲げている「Smarter Planet(スマーター・プラネット)」は、デジタルなインフラと物理的なインフラを融合させ、地球をよりスマートに(賢く)していくことによって地球規模の課題を解決していこうという壮大なビジョンです。このSmarter Planetの実現には、世界中のお客様やパートナー様、政府、自治体、教育機関等とのコラボレーションが必要不可欠です。

変化に果敢に挑戦し、多様な人やチームとのコラボレーションを通じて、ぜひ皆さん自身の自己実現も図ってほしいと思います。自ら考えることなくして成長はありません。今日この場に、日本IBMグループの新入社員、541名の皆さんが一同に集っています。皆さん一人ひとりが持っている能力が、コラボレーションによって何倍もの力となり「スマートな地球」の実現ために結集されることを期待しています。

(新入社員: 日本IBM 338名、IBM ビジネスコンサルティング サービス 73名、他の日本IBMグループ会社 130名)