ふたつ目は、A6タテの「フューチャー」。メトロポリタンとネイチャー同様に、60ページでミシン目付き。持ち運ぶ、というよりもむしろ身につけて使う携帯用。手のひらに収まる文庫本サイズのため、アイディアを書き留めるメモ書きなどに最適なサイズだ。フューチャーにはしなやかで落ち着いたキャメル色の革製ソフトケース「バック・トゥー」も用意されており、ケースに入れてスーツのポケットに、なんてスマートな使い方もできる。

手のひらサイズだけに、どんな状況でもしっかりと書き込める利点を持ち合わせ、 鞄のポケットにもピッタリと収まるサイズ。価格は、5冊セットで1,000円(税込み)

剛性のある皮素材を使用しているため、立ったままでもメモ書きができるよう設計されたバック・トゥー。高級感漂う色合いもまた魅力。価格は5,900円(税込み)

Thinking Power Notebookのなかでもイチオシなのがミントサイズの「ナイト・アンド・デイ・ディンプル」。タテ7cm×ヨコ3.1cmの極小ノートは、アイディア次第で使い方は無限に広がるユースフルなノート。これまでのノートと同様に、60ページでミシン目付き。熟練職人によるミシン綴じも手作り感があふれていて嬉しい。小さいがゆえに用意されているのが、アクリル製の「メモクリップ」に革製の「ポケッティア」と2種類のケース類。背の見出しは、必要に応じて適宜貼付できるよう同梱されているという着想も面白い。

サイズが小さいからこそ自分らしい使い方を見つけたい。5種類を並べるとひとつの絵ができ上がるアソビも。価格は5冊セットで800円(税込み)

スッキリとした透明感のあるシンプルなデザインのアクリル製「メモクリップ」。ナイト・アンド・デイ・ディンプル5冊とセットで1,680円(税込み)

COBU(コブ)ブランドで作られた革製のポケッティアは、10種類のカラーバリエーションがある。価格は、単体で1,580円(税込み)

Thinking Power Notebookの「らしさ」を際立たせている表紙には、イラストレーターのYOUCHAN氏による優しいタッチの絵が添えられている。使い勝手が良く、デザイン性も高い、なおかつ機能的で遊び心も忘れない。その名の通り、「Thinking Power=考えるチカラ」を身につけることによって「アイディア」を生む手助けをしてくれるThinking Power Notebook。クリエイティブな仕事にはうってつけの文房具となりうるのではないだろうか。