それではMySpace Music上でのプレイリストを作成したり、フレンドのお気に入り曲を手軽に聞いたりできる様子を、本日行われたデモショットから紹介しよう。
残念ながら、現段階では、「MySpace Music」は英語およびスペイン語のサービス提供のみで、権利上の問題などから米国内でのみ利用可能となっている。
日本版サービスは来年度に向けて検討中
さて、「今回のローンチはまだ序幕」と告げるウォルフ氏。今日のローンチの場では語れていなかったが、「advertise.myspace.com」の提供もすでに開始している。これは、もともとインディーズミュージシャンらの利用が多いMySpaceならではの個人向けターゲティング広告サービスだ。広告バナーを低コストで制作、利用可能なようにテンプレート化してサービス提供。ミュージシャンやビジネスパーソンらは、自身でユーザの好み、地域、性別、年齢などに合わせて広告を打つことができる。顧客の広告予算は、$25から最大$10,000とのこと(advertise.myspace.com QAによる)。同社にとっても、まさに「360度からの収入源」確保を狙ってしかけてきたといった感じだ。
「MySpace Music」の日本でのサービス展開については、現在来年度に向けて検討されているそうだ。SNS、音楽、広告と日本市場の各関係者らも単なるSNS新サービスという生ぬるい見方ではなく、今後のWEBビジネス、WEBマーケティングの新時流到来?と注目すべきであろう。