Firebugの操作 - Net

Netパネルではおもに次の操作が実行できる

  • 各種リクエストヘッダ・レスポンス内容の確認
  • タイムラインの表示
  • XHR(XMLHttpRequest)のモニタリング

Firebug 1.2ではネットワークモニタに使用したメソッドと、HTTPステータスコードが表示されるようになった。

ページ表示完了までに読み込んだファイルと、タイムラインを一覧で表示する

+マークをクリックすると、ヘッダやレスポンスの詳細を確認できる

Ajaxを使用したWebアプリケーションのデバッグ時には、実際におこなっているリクエストの内容やその結果を確認したいときがたびたびある。その際このNetパネル・XHRタブは強力なツールとなるだろう。

おわりに

Firebugでおこなうことができる操作をひととおり紹介したが、これらはまだほんの触りにしか過ぎない。インストールするだけでもそれなりのデバッグがおこなえるが、使い込めば使い込むほど、かゆいところに手がとどくデバッグツールとして馴染んでくれるだろう。Firefox3は導入してみたがFirebugはまだ試していないという方はこれを機会にぜひ触れてみてほしい。

なお、Internet ExplorerやSafariなどFirefox以外のWebブラウザで同アドオンの一部の機能が使用できる「Firebug Lite」が7月25日(米国時間)に公開されている。ブックマークレット版が用意されており、こちらもすぐに試せるので、興味がある方は参照してみてほしい。