pluginbuilderのインストール
では、pluginbuilderをインストールしよう。
pluginbuilderは、同ツールのダウンロードページから入手することができる。
ダウンロードしたアーカイブを解凍し、pluginsフォルダとfeaturesフォルダをEclipseのインストールフォルダに上書きコピーすればよい。また、実行にはコマンドラインからsvnコマンドを利用できる環境を用意しておく必要がある。Windowsの場合であればSubversionのWebサイトからバイナリを入手し、svn.exeに環境変数PATHを通しておこう。なお、Cygwinのsvnコマンドはpluginbuilderでは利用できないので注意が必要だ。
プラグインをビルドする
pluginbuilderを利用するうえでは、まずプラグインをビルドするためのプラグインビルダープロジェクトを作成する。
プラグインビルダープロジェクトの作成 |
pluginbuilder.configをダブルクリックすると以下のようなエディタが表示されるのでビルドするフィーチャー(複数のプラグインをひとまとめにしたもの。pluginbuilderはフィーチャー単位でビルドを行う)を選択し、CVSまたはSubversionリポジトリのURLと必要に応じてアカウント名/パスワードを入力しておく。
pluginbuilderの設定 |
プラグインの情報を入力後、「Generate Build Files」をクリックすることでビルドに必要なファイルが自動生成される。その後に「Build Head」をクリックすることでCVS/Subversionから最新のソースがチェックアウトされ、ビルドが行われる。ビルド完了後に「Open Build Directory」をクリックすると、ビルド結果を格納したフォルダを開くことができる。
初期状態では「Release Build」にHEADのみが登録されているが、任意のリビジョンを登録し、ビルドを行うことも可能だ。