初日となる16日(東部標準時)のFreeBSD Developer Summitでは主にネットワークスタックに関連したコミッターから自分の携わっているプロジェクトやサブシステムに関する説明があった。午後は別室においてProblem ReportワークフローやGNATSステータス、Portsインフラストラクチャに関する議論があったようだ。

取り上げられた対象はmbuf、netisr、Wirelessデバイス、BPF、pfil/ファイアウォール、pf、if_cxgb、sockbufなど。ZFSに関する議論もあったようだ。参加できなかったのでわからないが、NFS、OpenAFSなどほかの項目に関する議論もあったかもしれない。サミットに参加する人数が増えてきたのでサミット会場がふたつに分かれている。

BSDCan 2007ではFreeBSD Developer Summitと同時にチュートリアルも開催されている。チュートリアルはカンファレンス参加費用とは別に個別に聴講料が必要になるセミナーセッション。だいたい半日でひとつのチュートリアルになっており、こちらは聴講スタイルの勉強会といったニュアンスを持っている。