最後にデモを行ったPotencoは、電気を利用できない地域向けの小型発電機を開発している。
現在、世界では約20億人が電気のない状態で生活しているそうだ。地域によっては夜間の明かりに灯油を用いており、そのコストに収入の多くを奪われているという。このような地域では、少しの電力でも利用できれば、コミュニケーション、医療、教育などが大幅に前進する。Potencoの発電機はヨーヨーのような形をしており、ひもを引っ張って発電する。約1分間の発電で携帯電話の25分間の通話、1時間の室内照明、230分のiPod Shuffleの音楽再生を可能にする電力が得られるという。