本稿で利用した画面のスクリーンショットだが、携帯端末から取り込んだものではなく、全てブラウザから取り込んでいる。モバイルGmailがユーザーエージェントでキャリアを判断していることを利用し、ブラウザでアクセスしていたのだ。

たとえば筆者は、外出先ではウィルコムのW-SIM(RX410IN)とDD(WS002IN)の組み合わせでネットにアクセスし、Gmailに届くメールをチェックしている。多くのWebサイトと比べ、Gmailへのアクセスは軽く、それほど高速ではない回線を利用していてもあまりストレスは感じないのだが、モバイルGmailほど軽量なデザイン・構成で、Gmailのデータを利用できるのであれば、そちらを利用したくなるのが人情だ。

今回はFirefox 2.0.0.3に拡張機能「User Agent Switcher」を導入して記事を書いた。User Agent Switcherについては、3月に掲載した「【特集】Webアプリケーション開発者向け Firefox拡張機能 33+1選」に掲載されている「HTTPヘッダ操作系「User Agent Switcher」」を参照して頂きたい。

Firefox + User Agent Switcher

ブラウザでの利用は同社のサポート範囲外。必要な時に、必要な情報を、手早く簡単に得るための一手段として覚えておいて頂ければ幸いだ。