マウスコンピューターは第12世代(Alder Lake)のIntel Coreプロセッサーを搭載した17.3型ノートPC「mouse K7[Windows 11]」の販売を開始した。本製品はCPUに「Core i7-12700H」、ディスクリートGPUに「NVIDIA GeForce GTX 1650」が採用されており、ゲームからクリエイティブワークまで幅広い用途に活用できるパフォーマンスを実現している。今回本製品の実機を借用したので、詳細スペック、使い勝手、そして気になるパフォーマンスにいたるまで徹底レビューしていこう。

  • マウスコンピューター「mouse K7[Windows 11]」直販価格18万9,800円(税込)~

  • CPUに「Core i7-12700H」、ディスクリートGPUに「NVIDIA GeForce GTX 1650」を搭載。また立体音響技術「Dolby Atmos」に対応している点も本製品のアピールポイントだ

商品ページはコチラ

クリエイティブ系アプリを利用するならメモリとストレージは増量しておこう

mouse K7」は、標準構成でOSに「Windows 11 Home 64ビット」、CPUに「Core i7-12700H」(14コア[Pコア×6、Eコア×8]、20スレッド、最大4.70GHz、45W)、ディスクリートGPUに「NVIDIA GeForce GTX 1650」を採用。メモリは16GB(DDR4-3200、SO-DIMM、最大64GB)、ストレージは512GB SSD(NVMe)を搭載している。

ディスプレイは17.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア)を搭載。オーディオ機能はDolby Atmos対応のステレオスピーカーとデュアルアレイマイクを内蔵。ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラが内蔵されている。

  • ディスプレイの最大展開角度は実測132度

  • パッケージには本体以外に、ACアダプタ、電源ケーブル、説明書類(製品仕様、ファーストステップガイド、サポートマニュアル、保証書、リカバリーディスク、リカバリーディスクご案内用紙)が同梱

インタフェースはUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0 Type-A×1、USB 2.0×1、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、microSDメモリーカードリーダー(UHS-I対応)×1、有線LAN×1、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子×1、マイク入力×1を装備。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5をサポートする。

  • 本体背面(下)にはUSB 3.1 Type-C×1、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、電源端子×1を用意

  • 右側面(上)にはmicroSDメモリーカードリーダー(UHS-I対応)×1、USB 3.1 Type-C×1、有線LAN×1を、左側面(下)にはセキュリティーロックスロット×1、USB 3.0 Type-A×1、USB 2.0×1、マイク入力×1、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子ヘッドホン出力/ヘッドセット端子×1を配置

本体サイズはW396.9×D264.5×H26mm、重量は約2.57kg。バッテリー駆動時間は約7時間とうたわれている。

本製品は国内受注生産によりカスタマイズが可能。OSはWindows 10 Pro/Windows 11 Home/Windows 11 Pro、メモリは16GB/32GB/64GB、SSDは512GB/1TB/2TB(M.2 PCI Express接続/ M.2 PCIe Gen3 x4接続)、HDDはなし/1TB/2TBなどから選択できる。クリエイティブ系アプリを利用するのであれば、メモリとストレージを増量しておくことを強くおすすめする。

  • 天面にはマウスコンピューター製品でおなじみのチーズのロゴがプリントされている

  • 本体底面。CPUとディスクリートGPUを効率的に冷却するため、大型の空冷ファン、ヒートパイプが内蔵されている

  • ACアダプタのコード長は実測180cm、電源ケーブルの長さは実測100cm

  • ACアダプタの型番は「PA-1121-76」。仕様は入力100-240V~1.9A、出力20V 6A、容量120W。変換プラグを用意すれば世界各地で利用可能だ

  • 本体の実測重量は2557g

  • ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測470g