ノートPCとしては実用十分な色域を備えるディスプレイ

G-Tune P5-RT[Windows 11]」には15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット)ディスプレイが搭載されている。詳しいスペックは公開されていないが、カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で計測したところ、sRGBカバー率は94.3%、sRGB比は100.2%という値が出た。ノートPCとしては実用十分な色域を備えている。

  • ディスプレイは15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット)を搭載。細かなスペックは公開されていない

  • 実測したsRGBカバー率は94.3%、sRGB比は100.2%

ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラが内蔵されている。実際に室内灯下でWindows 11の「カメラ」アプリで撮影してみたが、HDRオフではややノイズが目立ったが、HDR proを有効にするとノイズが減り、また赤味が増した健康的な肌色で撮影できた。これ以上の画質を求めるのであれば、カスタマイズ購入時に外付けWebカメラを選択しておこう。

  • ディスプレイ上部には100万画素Webカメラとデュアルアレイマイクを内蔵。Webカメラ動作時はインジケーターが点灯する

  • Windows 11の「カメラ」アプリで撮影(HDR proオン)。HDR proを有効にしたほうがノイズは減り、また赤味が増した健康的な肌色となる

104キー日本語キーボードはテンキー付き。キーピッチは約18.2mm、キーストロークは約1.8mmが確保されており、またキーとキーに隙間のあるアイソレーションタイプなので誤入力しにくい。Enterキーとテンキーの間隔が広げられている点も◎。「¥」キー以外の文字キーはすべて等幅にそろえられているので、すぐに慣れて、フルスピードで入力できるはずだ。

  • 104キー日本語キーボードのキーピッチは約18.2mm、キーストロークは約1.8mm

  • キーとキーに隙間があるアイソレーションタイプのキーボードなので、誤入力しにくい

  • キーボードバックライトはRGB LED仕様。色や明るさをキーボード全体で変更できる

  • タッチパッドは実測119.2×71.9mm。3本指ジェスチャーも容易な広さだ。クリック感は軽め