フルHDゲーミングに最適化されたグラフィックスや高性能プロセッサーを搭載
「LEVEL-M066-124-DNX」は、CPUに6コア12スレッドの第12世代Intel Core i5-12400を、グラフィックスにフルHDゲーミングに最適化されたRadeon RX 6500 XTを採用。標準構成の場合、メモリは16GB(DDR4-3200、8GB×2のデュアルチャネル)、ストレージは500GBのNVMe対応M.2 SSDとなっている。
今回はそのパフォーマンスをチェックするため、「CINEBENCH R23」「PCMark 10」「3DMark」「CrystalDiskMark」などのベンチマークソフトでスコアを測ってみた。
まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。
CINEBENCH R23 | |
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CPU(マルチコア) | 11379pts |
CPU(シングルコア) | 1670pts |
ゲームアプリのパフォーマンスに影響するシングルスレッド性能が、1600ptsを超えており非常に高い。ゲームはもちろんだが、写真のレタッチや動画の編集など、クリエイティブ系アプリも快適に利用できそうだ。また、6コアCPUだけあってマルチスレッド性能も高く、10000ptsを楽に超えている。複数のタスクを同時に処理する際も動作が重くなりにくいので、テレワークなどで使う場合もマルチタスクで効率よく業務を進められそうだ。
続いて、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするため「PCMark 10」を実行してみた。
PCMark 10 | |
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総合スコア | 7304 |
Essentials | 10340 |
Productivity | 9746 |
Digital Content Creation | 10493 |
快適さの目安となるスコアは、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上。本製品はいずれのスコアも大きく上回っており、普段使いはもちろんのこと、画像編集や動画編集などのクリエイティブ用途でも快適に使用できることがわかる。
次に、グラフィックス性能を測るため「3DMark」も試してみた。
3DMark Time Spy | |
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Time Spy score | 5329 |
Graphic score | 5004 |
CPU score | 8438 |
3DMark Fire Strike Extreme | |
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Fire Strike score | 6536 |
Graphic score | 6788 |
Physics score | 22582 |
Combined score | 2792 |
3DMark Fire Strike | |
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Fire Strike score | 13517 |
Graphic score | 15484 |
Physics score | 22531 |
Combined score | 5295 |
DirectX 12世代でWQHD(2,560×1,440ドット)解像度のテスト「Time Spy」が5329、DirextX 11世代でWQHDの「Fire Strike Extreme」が6536、DirextX 11世代でフルHDの「Fire Strike」が13517となっている。フルHDなら重めのゲームも十分楽しめる性能で、中程度の重さならWQHDでも快適にプレイできそうな結果。人気のバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」であれば、フルHDでおおよそ90fps以上、WQHDで60fps以上のフレームレートが出せる判定だった。
このほか「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機にはPCIe Gen3×4接続のM.2 SSDが搭載されていたが、シーケンシャルリードが2500MB/s程度と、一般的な用途には十分な速度だった。
CrystalDiskMark | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2488.31 |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1794.80 |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 2063.12 |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1800.31 |
4K Q32T1 ランダムリード | 656.98 |
4K Q32T1 ランダムライト | 411.30 |
4K Q1T1 ランダムリード | 58.98 |
4K Q1T1 ランダムライト | 236.93 |
普段使いからフルHDゲーミングまで快適に実行できるパフォーマンスを持ち、拡張性やメンテナンス性にも優れるミニタワーPC「LEVEL-M066-124-DNX」。
直販サイトでは12万円台で販売されており、ゲーミングPCとしては比較的リーズナブルな価格設定になっている。ゲーム入門者の最初の1台としてはもちろんだが、コスパのよい高性能なマシンを手に入れたいという一般ユーザーやクリエイターにもオススメしたい製品だ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
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型番 | LEVEL-M066-124-DNX |
CPU | Intel Core i5-12400 |
メモリ | 16GB DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) |
M.2 SSD | 500GB(NVMe) |
HDD | - |
チップセット | Intel B660 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | Radeon RX 6500 XT 4GB GDDR6 |
OS | Windows 11 Home 64ビット[DSP版] |
LAN | 1000BASE-T有線LAN |
インタフェース | USB 3.0×6(前面 Type-A×2、背面 Type-C×1、Type-A×3)、 USB 2.0×2(背面) |
サイズ | 約W190×D410×H356mm(※最大突起物除く) |
ディスプレイ | - |
価格 | 126,980円(税込)~ |
© 2022 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.
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