8コア16スレッドの高性能プロセッサーと強力なグラフィックスを搭載
「SENSE-17FX152-i7-NASX」は、CPUに8コア16スレッドの第11世代Intel Core i7-11800Hを採用している。メモリは16GB(DDR4-3200、8GB×2のデュアルチャネル)で、グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3050を搭載する。ストレージは500GBのNVMe対応 M.2 SSDだ。
今回はそのパフォーマンスをチェックするため、「CINEBENCH R23」「PCMark 10」「3DMark」「CrystalDiskMark」などのベンチマークソフトでスコアを測ってみた。
まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。
CINEBENCH R23 | |
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CPU(マルチコア) | 10208pts |
CPU(シングルコア) | 1516pts |
アプリのパフォーマンスに影響するシングルコアのスコアが1500を超えており、現行のCPUのなかでもかなり高め。写真のレタッチや動画の編集なども快適に行えそうだ。また、8コア16スレッドのCPUだけあってマルチコアのスコアも高く、動画のエンコードをしながら、ほかの作業をしたい場合などでも、あまりストレスを感じずに行えるはずだ。
続いて、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするため「PCMark 10」を実行してみた。
PCMark 10 | |
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総合スコア | 6333 |
Essentials | 10418 |
Productivity | 8134 |
Digital Content Creation | 8135 |
快適さの目安となるスコアは、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上。本機はいずれのスコアも大きく上回っており、普段使いはもちろんのこと、画像編集や動画編集などのクリエイティブワークも快適に行えることがわかる。
次に、グラフィックス性能を測るため「3DMark」も試してみた。
3DMark Time Spy | |
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Time Spy score | 5022 |
Graphic score | 4654 |
CPU score | 9103 |
3DMark Fire Strike | |
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Fire Strike score | 11327 |
Graphic score | 12361 |
Physics score | 23745 |
Combined score | 4697 |
GeForce RTX 3050は、RTX 30シリーズのなかではエントリークラスという位置付けだが、最新世代だけあって非常に強力で、前世代のミドルクラス程度のパフォーマンスを持っていることがわかる。イラスト制作や画像編集、動画編集などは十分快適に行うことができる性能だ。また、人気の「Apex Legends」の場合、フルHDなら70fps以上でプレイできるという判定が出ており、重めのゲームもある程度は快適に動作することがわかる。
このほか「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機にはPCIe Gen3×4接続のM.2 SSDが搭載されていたが、シーケンシャルリードが2500MB/s前後と、一般的な用途には十分な速度だった。
CrystalDiskMark | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2491.29 MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1818.79 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 2057.26 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1811.67 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 741.49 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 535.45 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 55.00 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 164.96 MB/s |
普段使いはもちろん、画像・動画編集などのクリエイティブ用途でも快適に利用できる性能を持った「SENSE-17FX152-i7-NASX」。クリエイター向けモデルという位置付けだが、ある程度重めのゲームも快適にプレイできるパフォーマンスを持ち、17.3型の高リフレッシュレート液晶ディスプレイを搭載しているため、仕事の合間にゲームも楽しみたいというユーザーや、これからゲームを始めてみたいというユーザーにもオススメできる。
直販サイトでは、CPUやグラフィックスの性能を抑えてコスパを重視したモデルや、より強力なグラフィックスを採用したモデルも用意されているので、用途や予算に合わせて比較検討してみるといいだろう。いずれのモデルもメモリやストレージ容量などはBTOで細かくカスタマイズできる。ぜひ自分好みの一台を見つけてみてほしい。
「SENSE-17FX152-i7-NASX」の詳細はコチラ
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
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型番 | SENSE-17FX152-i7-NASX |
ディスプレイ | 17.3型フルHDノングレア(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i7-11800H |
メモリ | 16GB DDR4-3200 S.O.DIMM (PC4-25600) |
M.2 SSD | 500GB(NVMe対応) |
チップセット | Intel HM570 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | GeForce RTX 3050 4GB GDDR6 |
OS | Windows 10 Home 64ビット [DSP版] |
LAN | 無線:IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n対応 Wi-Fi + Bluetooth 5 / 有線:1000BASE-T LANポート |
インタフェース | USB 3.1×1(Type-C)、USB 3.0×2、USB 2.0×1 |
サイズ | 約W399×D264×H24mm(※最大突起物を含まず) |
重量 | 約2.5kg(バッテリー含む) |
バッテリー 駆動時間 |
約3.1時間 |
価格 | 158,980円(税込)~ |
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