パソコン工房を運営するユニットコムから、クリエイター向けの17.3型ノートPC「SENSE-17FX152-i7-NASX」が発売中だ。
8コア16スレッドの第11世代Intel Core i7-11800Hと強力なグラフィックスGeForce RTX 3050を搭載した本機は、日常的な用途から画像・動画編集などのクリエイティブ用途まで、幅広く対応できるパワフルな製品。液晶ディスプレイは高リフレッシュレートに対応しており、FPSなどの動きの速いゲームを楽しむのにも適している。
直販サイトでは158,980円(税込)~という価格で販売されており、コストパフォーマンスが高いのも魅力。今回、その実機を試すことができたので、使用感やパフォーマンスなどを詳しく紹介していこう。
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ナローベゼルデザインの採用で大画面ながら省スペースを実現
ユニットコムのBTOパソコンブランド「iiyama PC」は、一般向けの「STYLE∞(インフィニティ)」からゲーマー向けの「LEVEL∞」まで多彩なラインアップを展開している。そのうち、クリエイター向けのシリーズが「SENSE∞」だ。モバイルノートPCからタワー型のデスクトップPCまで幅広い製品が用意されており、画像・動画編集や3DCG、CAD、マンガ制作など、さまざまな創作活動に活用することができる。
今回試した「SENSE-17FX152-i7-NASX」は、ノートPCとしては最大級の17.3型液晶ディスプレイを搭載しているのが大きな特徴。画面サイズは大きいものの、ナローベゼルデザインの採用でフットプリントは約幅399×奥行264mmに抑えられており、机の上に置いて使用する際もあまり場所をとらないのがうれしい。
厚みも折りたたみ時に約24mmと比較的スリムなため、未使用時はジャマにならないよう机の隅に立てかけたり、ラックなどに収納できる。重量が約2.5kgあるのでモバイルノートPCのように出先で使うのは現実的ではないが、自宅で場所を変えて使用したいときなどは気軽に持ち運べる。
本体はブラックを基調にしたシンプルで洗練されたデザインが採用されており、仕事でもプライベートでも違和感なく使用できる。ディスプレイの周囲もブラックなので、ベゼルの存在が目立たず画面に集中しやすい。実際にWebブラウジングや写真編集、ゲームなどに使ってみたが、気が散りにくく、作業に没頭して効率を高めることができた。
インタフェースは、本体背面にディスプレイ出力(HDMI×1/Mini DisplayPort×1)と電源端子が、本体左側面にヘッドフォン/スピーカー出力、マイク入力、USB 3.0、USB 2.0が、本体右側面にUSB 3.0、USB 3.1(Type-C)、LAN、SD(HC/XC)/MMC対応カードリーダーを搭載。またディスプレイ上部には100万画素のWebカメラとマイクも内蔵されている。