画面位置等を調整できる多機能スタンド
「ProLite XUB2490HSUC」の「多機能スタンド」による画面位置の調整幅は非常に自由度が高い。昇降機能は130mm、チルト機能は左右各45度、前4度/後ろ20度、ピボット機能は90度回転、スウィーベル機能は90度回転に対応。ディスプレイを設置する際には高さや角度をピッタリ合わせたいところだが、本製品は実用上十分な画面位置の調整が可能だ。
ディスプレイ下部には電源スイッチ、メニューボタン、プラス/音量調整ボタン、マイナス/エコモードボタン、自動調整/入力選択ボタンが用意されている。メニューボタンを押すとメニュー画面(OSD)が表示され、「輝度」「表示設定」「色温度」「OSD設定」「その他の設定」など、タブごとに分類された設定項目を変更可能だ。
iiyamaブランドのディスプレイだけに設定項目は豊富でわかりやすい。リセットを実行しても言語設定だけは変更されない。心ゆくまで設定とリセットを繰り返し、目的ごとに好みの画質設定をとことん試せるわけだ。
広視野角で非光沢、扱いやすいディスプレイだ
本製品は輝度が250cd/m²で、上下左右各89度の視野角が確保されており、斜めから見ても輝度や発色は極端に変化しない。また表面処理がノングレア(非光沢)なので、照明などの映り込みの影響も少ない。扱いやすいディスプレイだ。
なお、カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で色域を実測したところ、sRGBカバー率は92.9%、sRGB比は98.9%となった。一般的な用途であれば実用上十分な色域を備えている。
実質モニター1台分のスペースで目に優しいテレワーク環境を構築できる
「ProLite XUB2490HSUC」はiiyamaブランドらしい手堅い作りの23.8型ディスプレイだが、とにかく専用Webカメラと上部のUSB端子という装備がユニーク。また、小型PCと組み合わせれば、実質ディスプレイ1台分のスペースでテレワークができる点は大きなメリットだ。また、カメラが液晶の上部にあることで相手ともコミュニケーションが取りやすくなったと感じたので、ノートPCよりはるかに大きい23.8型ディスプレイによる、目に優しい、作業効率の高いテレワーク環境を構築したいという方に、「ProLite XUB2490HSUC」は魅力的な選択肢といえる。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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モデル名 | ProLite XUB2490HSUC |
解像度 | 1920×1080 |
パネル種類 | IPS、ノングレア |
視野角 | 左右各89度、上下各89度(標準) |
応答速度 | 4ms(G to G) |
輝度 | 250cd/m²(標準) |
コントラスト比 | 1,000:1(標準) |
スピーカー | 2W×2 |
インタフェース | D-Sub×1、DisplayPort×1、HDMI×1、 USB 2.0(アップストリーム)×1、USB 2.0(ダウンストリーム)×2 |
本体サイズ | W540×H405.5~535.5×D210mm |
重量 | 約5.1kg(スピーカー、スタンド含む) |
価格 | オープン |
価格・構成については、2022/2/24(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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