セットアップは容易、設定メニューは多岐に渡る
セットアップは非常に簡単。まず、スタンドネックにスタンドベースを装着したら、スタンドベース固定用ネジを締める。次に、ディスプレイ本体を柔らかな布などの上に置いて、スタンドを上からはめ込めば完成だ。特に工具などは必要ない。
ディスプレイの輝度は250cd/m²、コントラスト比は1,000:1(標準)/80,000,000:1(ACR時)。iiyamaのディスプレイらしくニュートラルな発色で、一般的な用途であれば特に色調整などをする必要はない。
製品公式サイトに色域について記載がなかったので、カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で実測したところ、sRGBカバー率は99.3%、sRGB比は109.5%、AdobeRGBカバー率は77.5%、AdobeRGB比は81.2%、DCI-P3カバー率は80.6%、DCI-P3比は80.7%という値が出た。Webコンテンツの制作に適した色域を備えているといえる。
本体背面には電源ボタンとナビゲーションボタンが配置されている。ナビゲーションボタンを押すとOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)メニューが表示され、「ピクチャー調整」「入力選択」「オーディオ設定」「ユーザー設定の保存」「カラー設定」「画像調整」「言語」「設定メニュー」「表示情報」「リセット」と非常に多くの設定項目を利用できる。
また、ナビゲーションボタン上で「I-STYLE COLOR」、下で「入力選択」、左で「ECO」、右で「ボリューム」などと、クイックメニューを素早く表示させることも可能だ。
ピクチャー設定では「コントラスト」「輝度」「黒レベル調整」「彩度」「ガンマ」、カラー調整では「色温度」、RGBの個別設定などを変更できる。これだけ多岐に渡る設定項目が用意されていれば、自分好みの色味を追求できるはずだ。
ウルトラスリム筐体はアームや壁に取り付けた際にさらに薄さを実感できる
「ProLite XUB2796QSU」は、従来モデルより薄型化が図られており、限られたスペースにもコンパクトに設置できるのが最大の売り。また、このウルトラスリム筐体はディスプレイアームや壁などに取り付けた際には、さらに薄さを実感できるだろう。27型という大画面をできるだけコンパクトに設置して、テレワーク環境を快適化したいという方に、「ProLite XUB2796QSU」はピッタリの選択肢といえよう。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | ProLite XUB2796QSU |
解像度 | WQHD(2560×1440) |
パネル種類 | IPS方式、ングレア |
視野角 | 左右各89°、上下各89°(標準) |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
輝度 | 250cd/m²(標準) |
コントラスト比 | 1,000:1(標準)/ 80,000,000:1(ACR時) |
スピーカー | 2W×2 |
インタフェース | DisplayPort×1、HDMI×1、 USB 2.0(アップストリーム)×1、USB 2.0(ダウンストリーム)×2 |
本体サイズ | W611.5×H414.5~544.5×D256.0mm |
重量 | 5.4kg(スピーカー、スタンド含む) |
価格 | オープン |
価格・構成については、2022/2/9(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
[PR]提供:マウスコンピューター