第11世代Intel Coreプロセッサーを搭載
「MousePro NB210」シリーズには、CPUなどの構成の違いによって3種類のベースモデルが用意されている。主なスペックと価格は次の表の通り。
主なスペック | |||
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型番 | MousePro NB210F | MousePro NB210H | MousePro NB210Z |
CPU | Core i3-1115G4 | Core i5-1135G7 | Core i7-1165G7 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
GPU | Intel UHDグラフィックス | Intel UHDグラフィックス(メモリ16GB以上はIris Xe) | Intel UHDグラフィックス(メモリ16GB以上はIris Xe) |
M.2 SSD | 256GB(NVMe) | 256GB(NVMe) | 256GB(NVMe) |
価格(税込) | 98,780円 | 109,780円 | 120,780円 |
今回試用したのは、このうち最もリーズナブルな「MousePro NB210F」で、CPUがIntel Core i3-1115G4(2コア4スレッド/最大4.10GHz)、グラフィックスがCPU内蔵のIntel UHDグラフィックス、メモリが8GB、ストレージがNVMe対応の256GB M.2 SSDという構成だった。
今回はそのパフォーマンスをチェックするため、まず「CINEBENCH R23」でスコアを測ってみた。
CINEBENCH R23 | |
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CPU(マルチコア) | 2826pts |
CPU(シングルコア) | 1308pts |
Core i3-1115G4はエントリークラスのCPUだが、1世代前のCore i5-10210Uに迫るスコアが出ている。Officeアプリを使った文書作成などには、十分すぎる性能といえそうだ。
続いて、「PCMark 10」でPCの総合的なパフォーマンスをチェックしてみた。
PCMark 10 | |
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総合スコア | 3997 |
Essentials | 8464 |
Productivity | 5954 |
Digital Content Creation | 3442 |
快適に動作する目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、本機はほぼほぼクリアしている。普段使いはもちろんのこと、ちょっとした画像編集くらいなら十分快適に行えることがわかる。
次にグラフィックス性能を測るため「3DMark」も試してみた。
3DMark Time Spy | |
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Time Spy score | 785 |
Graphic score | 701 |
CPU score | 2477 |
3DMark Fire Strike | |
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Fire Strike score | 1772 |
Graphic score | 1986 |
Physics score | 7271 |
Combined score | 603 |
3DMark Night Raid | |
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Night Raid score | 7675 |
Graphic score | 8848 |
CPU score | 4383 |
CPU内蔵グラフィックスなので、それほど高いスコアではないが、ビジネス中心に使用するなら力不足を感じることは少ないはずだ。クリエイティブ系の用途にも使うことを考えているなら、Core i5-1135G7を搭載した「NB210H」かCore i7-1165G7の「NB210Z」を選び、BTOでメモリを16GB以上にすると、グラフィックスがより高性能なIntel Iris Xeグラフィックスになるのでオススメだ。
最後に、「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機には256GBのNVMe対応M.2 SSDが搭載されていたが、その高速さがわかる結果になった。
CrystalDiskMark | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2303.85 |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1368.62 |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 2293.32 |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1365.68 |
4K Q32T1 ランダムリード | 338.02 |
4K Q32T1 ランダムライト | 351.92 |
4K Q1T1 ランダムリード | 52.73 |
4K Q1T1 ランダムライト | 125.71 |
なお、今回の試用機のOSはWindows 11 Proが搭載されているが、カスタマイズ画面からWindows 10 ProとWindows 11 Proの2つから選択が可能(ダウングレード権)。例えば、会社のアプリケーションとの動作確認を終えてから自分のタイミングでアップグレードしたいなどといったニーズに応えたサービスとなっている。
薄型軽量ボディに高性能なプロセッサーや高品質な液晶ディスプレイを搭載し、10万円を切る手頃な価格を実現した「MousePro NB210F」。安価ながら指紋認証センサーや有線LANなど、ビジネスシーンで必要とされる機能が充実しており、コストパフォーマンスに優れているのが魅力だ。
MousePro NB210シリーズは構成違いで、CPUがCore i5なら109,780円(税込)~、Core i7なら120,780円(税込)~も用意されているので、自分の用途に合わせてそちらもチェックしてみるといいだろう。
気軽に持ち運べて快適に使用できる高性能なノートPCを探している人には、ぜひ注目してほしい製品といえる。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | MousePro NB210F |
ディスプレイ | 14型フルHDノングレア(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i3-1115G4 |
メモリ | 8GB DDR4-3200 |
M.2 SSD | 256GB(NVMe対応) |
チップセット | - |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | Intel UHDグラフィックス |
OS | Windows 11 Pro 64ビット ※Windows 10 Pro 64ビット (Windows 11 Pro のダウングレード権利用時) |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、 Intel Wi-Fi 5 IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠 ( 最大433Mbps対応)+ Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN ※Intel Wi-Fi 5 AX201をBTOでIntel Wi-Fi 6 AX201(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)に変更可能 |
インタフェース | USB 2.0、USB 3.1 Type-A、USB 3.1 Type-C |
サイズ | 約W324.9×D219.5×H19.7mm(折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約1.35kg(バッテリー含む) |
バッテリー 駆動時間 |
約10.0時間 |
価格 | 98,780円(税込)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2022/2/2(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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