気になるベンチマークスコアは?

最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2506」、3Dベンチマーク「3DMark v2.19.7225」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23.200」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」を実施した。結果は下記のとおりだ。

PCMark 10 v2.1.2506
総合 8281
Essentials 11183
Productivity 10346
Digital Content Creation 13319
3DMark v2.19.7225
Time Spy 17356
Fire Strike 31616
Port Royal 12661
Wild Life 102103
CINEBENCH R23.200
CPU(Multi Core) 14931 pts
CPU(Single Core) 1627 pts
CrystalDiskMark 8.0.4(SSD)
1M Q8T1 シーケンシャルリード 2125.088 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 1513.522 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 2117.080 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 1419.780 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 773.212 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 670.469 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 57.906 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 197.873 MB/s
CrystalDiskMark 8.0.4(HDD)
1M Q8T1 シーケンシャルリード 205.251 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 196.375 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 205.488 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 204.419 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 1.812 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 1.561 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 0.596 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 1.513 MB/s

PCMark 10は総合で8281、Essentialsで11183、Productivityで10346、Digital Content Creationで13319というスコアを記録した。PCMark 10の「Premium gaming PC(2020)」の総合が7163なので、「G-Tune HP-Z」はその約1.16倍のパフォーマンスを発揮したことになる。

グラフィックスカードに「NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti(GDDR6X 12GB)」を搭載しているだけに3Dグラフィックス性能は優秀。3DMarkは、Time Spyで17356、Fire Strikeで31616、Port Royalで12661、Wild Lifeで102103を記録した。多くのAAAタイトルを4K、高画質設定で快適にプレイできるパフォーマンスを備えている。

CINEBENCH R23.200は、CPU(Multi Core)で14931 pts、CPU(Single Core)は1627という値が出た。RAW画像の現像や、4K動画の書き出しなどにも十二分な性能だ。

ストレージ速度は、SSDが1M Q8T1 シーケンシャルリードで2125.088 MB/s、1M Q8T1 シーケンシャルライトで1513.522 MB/s、HDDが1M Q8T1 シーケンシャルリードで205.251 MB/s、1M Q8T1 シーケンシャルライトで196.375 MB/sとなった。せっかくハイパフォーマンスなマシンなので、筆者ならPCIe 4.0 x4接続のSSDにアップグレードしたいと思う。

勝ちを狙いつつ、ゲーム世界に没入したい方に「G-Tune HP-Z」はもってこい

せっかくハイパフォーマンスな「G-Tune HP-Z」を借用したので、「PUBG: BATTLEGROUNDS」をプレイしてみたが、解像度を4K、全体的なグラフィックスの品質をウルトラに設定した状態で、最小フレームレート111fps、平均フレームレート146fps、最大フレームレート168fpsと、実に滑らかに動作した。

  • 4K解像度、ウルトラ品質で「PUBG: BATTLEGROUNDS」が、最小フレームレート111fps、平均フレームレート146fps、最大フレームレート168fpsで動作。ハイリフレッシュレートのゲーミングディスプレイの購入も忘れずに!

オンラインシューティングゲームをプレイする場合、解像度や画質よりも滑らかな描画を優先するのが一般的だが、本製品なら高解像度、高画質設定でも十分なフレームレートを得られる。勝ちを狙いつつも、臨場感の高いグラフィックスでゲーム世界に没入したいという方に、「G-Tune HP-Z」はもってこいの1台だ。

「G-Tune HP-Z」の製品ページはコチラ

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

©2021 KRAFTON, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 G-Tune HP-Z
CPU Intel Core i9-11900K
メモリ 32GB DDR4-3200 DIMM
M.2 SSD 1TB(NVMe対応)
HDD 4TB
チップセット Intel Z590
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(スロットイン)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti(GDDR6X 12GB)
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.2×1(背面 Type-C×1)、
USB 3.0×7(前面 Type-A×2、背面 Type-A×5)、
USB 2.0×4(前面 Type-A×2、背面 Type-A×2)
サイズ 約W215×D490×H481mm
ディスプレイ
価格 483,780円(税込)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2021/8/18(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

[PR]提供:マウスコンピューター