画面占有率約92%の新型ディスプレイはsRGB比100%を実現

DAIV 4Pには画面占有率約92%の新型ディスプレイが採用されている。マウスコンピューターのほぼすべての製品と同様に、表面処理はノングレア(非光沢)仕様だが、色域はsRGB比100%を実現。ディスプレイの輝度を40%以上に設定すれば、実用十分な鮮やかさを得られるはずだ。発色には個体差があるが、今回の貸出機はわずかに暖色寄りだったものの、「ディスプレイの調整」で十分補正できるレベルであった。

画面サイズは14型、画素数は1,920×1,200ドットなので、画面解像度は162ppiとなる。画面解像度自体は突出して高いわけではないが、画面が縦に長いぶん、デフォルトの150%で困るアプリは少ないはずだ。万が一、ウィンドウがはみ出してしまう場合でも、スケーリングを下げる余裕があるので、適宜調整すればいい。

  • 表面処理はノングレア(非光沢)ながら、sRGB比100%とモバイルノートPCとしては平均以上の色域を備えている

  • デフォルトのスケーリングは150%。スケーリングを下げれば、より多くの情報を表示可能だ

  • ディスプレイ上部に100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクを内蔵

フルスピードでタイピングできるキーボードと、ストレスなく操作できるタッチパッド

キーボードはもちろん日本語配列で、キー数は83個。キーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測1.5mm前後が確保されている。文字キーは「-」、「^」、「\」キー以外はすべて等幅にそろえられており、すべてのキーに自然に指が伸びる。打鍵感も良好だ。さらにタッチパッドの出来は秀逸。実測132×81.5mmと非常に広く、ストロークも浅めで、指の滑りもすこぶるいい。フルスピードでタイピングできるキーボードと、ストレスなく操作できるタッチパッドといえる。

  • キーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測1.5mm前後。素直なキー配列で、かなの刻印が小さいのもスッキリしていていい

  • 打鍵感は良好。打鍵音は静音とまではいかないが、低めの音質で底打ちしても比較的音が響かない

  • キーボードバックライトは2段階で変更できる。状況に応じて明るさを微調整可能だ

  • タッチパッドは実測132×81.5mmと非常に広いので、3本指ジェスチャーや、ピンチイン・アウト操作も容易

  • タッチパッドはWindows 10の高精度タッチパッドに対応。Windowsに新たなジェスチャーが導入されたとしても、すぐに利用できる可能性が高い