PCによってはケーブル1本で映像出力と給電が可能
インタフェースは、本体左側面にUSB Type-CとMicro USBポートが搭載されている。PCのUSB Type-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応している場合は、ケーブル1本で本製品に映像出力と給電が可能だ。別途電源コードなどをつなぐ必要がないため、ケーブルの取り回しも非常に楽。今回一緒に使用したマウスコンピューターの14.0型ノートPC、MousePro-NB420Zも同モードに対応しており、本製品に付属のUSB Type-Cケーブルをつなぐだけで利用できた。
ちなみに、USB Type-C経由ではPCから十分な電源供給ができない場合のため、Micro USBポート経由で給電することもできる。その場合、外部電源はDC5V/2A(10W)以上が必要。本製品にはMicro USBケーブルしか同梱されていないため、USB電源アダプタは自分で用意する必要があるが、10W以上の出力に対応していれば、スマホに付属するUSB電源アダプタやモバイルバッテリーなどを使用することもできるようだ。
なお動作保証はされていないが、PC以外でもタブレットやスマホなどをつないで、本製品の画面に表示できる場合もある。今回試した限りでは、USB Type-C端子を備えたiPad Proなどでもケーブル1本で利用できた。
操作ボタンは本体前面左側に搭載されている。電源スイッチのほか、メニュー、スクロールアップ/ダウン、Exitボタンなどがあり、これらでOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)を操作可能だ。
OSDでは、画面の輝度やコントラスト、シャープネスなどの基本的な項目に加え、応答速度を高速化する「オーバードライブ」やコントラスト比を改善する「Adv.コントラスト」、バックライトの明るさを抑えて消費電力を低減する「エコモード」などを設定可能。またプリセットを選ぶだけで簡単に利用シーンにあった画質を適用できる「i-Style Color」や、疲労の原因とされる青色光源を低減する「Blue Light Reducer」など、据え置き型のiiyamaディスプレイでおなじみの機能も搭載されている。ポータブルディスプレイとしては設定できる項目が多く、機能が充実しているのは評価できるポイントだ。
テレワークの作業効率アップにおすすめ
薄型軽量ながら充実した機能を搭載する15.6型フルHDポータブル液晶ディスプレイ、ProLite X1670HC。色再現性が高いだけでなく使い勝手も良好で、ノートPCのサブディスプレイとして幅広いユーザーにおすすめできる製品だ。
PCの表示領域を拡張して作業効率を上げたい在宅ワーカーはもちろん、取引先でのプレゼンや商談をスマートに進めたいビジネスパーソン、スマホのコンテンツを大きなディスプレイで楽しみたいユーザーなどにも、ぜひ注目してほしい製品だ。
ちなみに現在マウスコンピューターでは、2021年4月1日以降に購入したiiyama製品を対象に、専用サイトでユーザー登録することで基本保証期間「3年」を2年延長し、「5年」とする製品保証を6月10日より開始している。
今回紹介した「ProLite X1670HC」も対象になるので、製品購入の際はぜひ登録してみよう。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | ProLite X1670HC |
サイズ | 15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080) |
パネル方式 | IPS |
視野角 | 左右各85°、上下各85° |
応答速度 | 6ms(GtoG) |
輝度 | 220cd/㎡ |
コントラスト比 | 800:1(標準)、80000000:1(ACR機能時) |
インタフェース | USB Type-C(DisplayPort Alt Mode)、Micro USB |
本体サイズ | W377.0×H234.5×D20.0mm |
重量 | 960g |
価格 | オープン ※ご購入は店頭、またはPCのBTOカスタマイズにてお選びいただけます |
価格・構成については、2021/5/31(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
[PR]提供:マウスコンピューター