「mouse X5-R7」は15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット、sRGB比100%)ディスプレイを搭載している。表面処理はノングレア(非光沢)なので、照明などの映り込みの影響を受けにくい。色域はsRGB比100%が確保されているので、カラーキャリブレーションさえ実施すれば、Webコンテンツの色確認などにも利用可能だ。
デフォルトのスケーリングが125%に設定されているため、一見表示できる量が少なく見えるが、スケーリングを変えることでまだ文字などを小さく表示し、より広い範囲を映すことができる。また、15.6型でフルHDなので画面に目を近づけると文字のジャギー(ギザギザ)が視認できるが、一般的な用途なら不自由はないはずだ。
ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラと、Windows Hello対応の顔認証カメラが搭載されている。今回Windows 10の「カメラ」アプリでテスト撮影してみたが、かなり青っぽく撮影されてしまった。ビデオ会議などで利用する際には、色調整を施したほうがいいだろう。
88キー日本語キーボードはバックライトが内蔵されており、キーピッチは約18mm、キーストロークは約1.4mmが確保されている。キーピッチはやや狭めだが、キーボード面の剛性は高く、打鍵感も良好。タッチパッドのクリック感は押圧力が軽いので操作しやすい。キーボード、タッチパッドともに慣れればストレスなく操作できる。