最後に各種ベンチマークを実行し、AMD Ryzen 5 4500Uを採用したmouse B5-R5の実力を検証してみる。今回実施したのは「PCMark 10 v2.1.2506」「3DMark v2.15.7088」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 8.0.0」の4つのベンチマークプログラム。CONTROL CENTER 3.0の「Power Modes」は「エンターテイメント」で計測している。

PCMark 10 v2.1.2506
総合 4976
Essentials 8720
Productivity 7710
Digital Content Creation 4974
3DMark v2.15.7088
Time Spy 1036
Fire Strike 2735
CINEBENCH R15.0
OepnGL 65.93 fps
CPU 1004 cb
CPU(Single Core) 177 cb
CrystalDiskMark 8.0.0
1M Q8T1 シーケンシャルリード 558.14 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 484.21 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 506.36 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 412.25 MB/s
4K Q32T1 ランダムリ-ド 287.27 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 248.06 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 36.10 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 84.66 MB/s

使用したモデルはメモリ16GBの構成となっており、AMD Ryzen 5 4500Uの性能と相まって、スタンダードノートとしてはかなりよい結果が得られた。CINEBENCHではCPUのマルチコア性能とシングルコア性能の差が大きく、マルチコア性能の高いAMD Ryzen 5 4500Uの特徴が表れていた。

標準構成でも満足、カスタマイズして完成度を高めるのもアリ

日常的な用途では不満を感じることのない基本性能を備え、モバイル用途にも対応できる機動力も持ったmouse B5-R5は、まさにテレワーク時代のスタンダードノートといえる製品だ。

BTOのカスタマイズでメモリやSSD容量を増やしてLTE通信モジュールを追加すれば、隙のないオールマイティなモデルとなる。コストと性能のバランスを重視するのならば、購入を検討する価値は大いにはるはずだ。

詳しくはコチラから

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

■mouse B5-R5の標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 mouse B5-R5
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080)
CPU AMD Ryzen 5 4500U(6コア6スレッド、2.30~4.0GHz)
メモリ 8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
M.2 SSD 256GB(SATA3)
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス AMD Radeonグラフィックス(CPU内蔵)
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、Intel Wi-Fi 6 AX201(最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN
インタフェース USB 3.1×1(Type-C/右側面×1、USB Power Delivery対応)、
USB 3.0×1(Type-A/右側×1)、USB 2.0(Type-A/左側面×2)、HDMI(右側面×1)、SDメモリーカードスロット(左側面×1)、ヘッドセット端子(左側面×1)、LAN端子(左側面×1、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、約100万画素Webカメラ
サイズ W360.4×D239.3×H19.9mm
重量 約1.62kg
バッテリー駆動時間 約8.5時間
価格 86,500円~

※試用機はBTOカスタマイズでメモリを16GBに増設(+6,700円)し、LTE通信モジュール(+15,000円)を追加しております。

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2020/11/26(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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