では標準構成の試用機で、いくつかベンチマークテストを行ったので、その結果を見ていこう。
まずはじめに、PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 10」の結果からだ。PCMark 10は、どちらかというとCPUの性能で結果が変わるが、LEVEL-M046-iX7-RJSXでは8コア16スレッド処理に対応するCore i7-10700を採用していることもあって、さすがの好成績となっている。これなら、ゲーム以外の用途にも快適に活用できるはずだ。もちろん、本来のゲーム用途としても、これだけCPUの処理能力が高ければ、快適なプレイが可能といえる。
続いて、ゲームや3D描画能力を計測する「3DMark」だ。まずはゲーミングノートPC向けのテスト「Sky Diver」の結果だが、38758とかなり優れたスコアが得られた。とはいえ、やや軽めのテストなので、スペックを考えると当然の結果だろう。
次に、ゲーミングPC向けDirectX 11ベースのテスト「Fire Strike」の結果だが、こちらは14728だった。エントリークラスのゲーミングPCとして申し分ないスコアで、DirectX 11ベースのゲームはかなり快適にプレイできるだろう。
最後にゲーミングPC向けDirectX 12ベースのテスト「Time Spy」の結果だ。こちらのスコアは6249だった。さすがに上位のゲーミングPCと比較するとやや見劣りするものの、画質設定を多少落とせば、最新ゲームを十分快適にプレイできるだけの性能は備えており、こちらもエントリークラスのゲーミングPCとして納得の結果といえる。
なおベンチマークテスト中のファンの動作音は、耳には届くが、うるさいと感じるほどではなく、ゲーミングPCとしては静かな部類に入るという印象だった。十分な性能を備えつつ、動作音も静かという点も、本機の魅力のひとつだ。
コスパに優れたエントリーゲーミングPCを探している人におすすめ
LEVEL-M046-iX7-RJSXには、エントリークラスのゲーミングPCとして必要十分なスペックが盛り込まれている。性能面に余裕があるため、快適なゲームプレイはもちろんのこと、ゲームプレイの動画配信などにも十分対応できるだろう。
また、スタイリッシュで拡張性にも優れるケースの採用や、フル稼働時でも比較的静かな動作音など、細かな部分の完成度も申し分ない。そのため、ゲーミングPCとしてはもちろんのこと、一般的なビジネスシーンや比較的高い処理能力を要求されるクリエイティブ用途にも十分活用できるはずだ。
標準仕様で11万円切りと安価が実現されている点も大きな魅力で、コストパフォーマンスに優れるエントリークラスのゲーミングPCや、ビジネスシーンで利用する高性能PCを探している人におすすめしたい。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
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型番 | LEVEL-M046-iX7-RJSX |
CPU | Core i7-10700 (8コア16スレッド、2.9GHz、最大4.8GHz) |
メモリ | 8GB(4GB×2) DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) |
M.2 SSD | 500GB NVMe対応 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビットLAN |
インタフェース | USB 3.0×6(側面×2/背面×4) |
サイズ | 約W190×D410×H356mm ※最大突起物除く |
価格 | 109,980円(税別) |
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