DAIV 5D-R5のインタフェースは、USB Type-C 3.1(背面×1、ディスプレイ出力対応)、USB Type-A 3.1(左側面×2)、USB 2.0(右側面×1)、HDMI(背面×1)、Mini DisplayPort(背面×1)、microSDメモリカードリーダー(左側面×1)、ギガビット(10/100/1000)LAN×1(左側面×1)、マイク入力(右側面×1)、ヘッドセット端子(右側面×1)と豊富に用意されている。

ディスプレイ出力端子は、USB Type-C 3.1、HDMI、Mini DisplayPortの3系統が用意されているので、本体と合わせて最大4画面のマルチディスプレイ環境を構築可能。クリエイティブ系アプリで多画面環境を構築する際に重宝するはずだ。

一方、ワイヤレス通信機能としては、IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応)、Bluetooth 5を搭載している。Wi-Fi 6(11ax)対応の無線LANルーターを導入すれば、ワイヤレス通信速度を大幅に高速化できる。オンラインストレージとのデータのやり取りの際に効果を発揮する。

  • 本体天面。天面の材質は金属製。フラットな天面にDAIVのロゴが印刷されたスマートなデザインだ

  • 本体底面。太いヒートパイプが大型放熱口からのぞける。冷却ファンや熱がこもりそうな場所に設置された放熱口により、効率的に冷却できそうだ

  • 本体前面(上)と本体背面(下)。本体背面には、USB Type-C 3.1、HDMI、Mini DisplayPort、電源端子が配置されている。かさばりがちな映像ケーブルは背面に集中したわけだ。なおこの3つの端子はすべて4K出力対応

  • 右側面(上)にはヘッドセット端子、マイク入力、USB 2.0、左側面(下)にはセキュリティーロックスロット、ギガビット(10/100/1000)LAN×1、USB Type-A 3.1、microSDメモリカードリーダーが配置されている

ディスプレイの色域はNTSC比約72%、タッチパッドに指紋認証センサーを内蔵

ディスプレイは15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット、60Hz)が搭載されている。ディスプレイの色域はNTSC比約72%、sRGB比約102%(参考値)とのこと。高解像度、高画質な一眼レフカメラで撮影した写真の豊かな色合いも表現可能とうたわれている。

キーボードはRGB LEDバックライトを内蔵した104キー日本語仕様で、キーピッチは約19.0mm、キーストロークは約1.8mm。キーボード全面の剛性はしっかりと確保されており、キーとキーの間に隙間のあるアイソレーションタイプなので誤入力の可能性も低い。RGB LEDバックライトは色をカスタマイズ可能。テンキーは、クリエイティブ系アプリで素早くパラメーターを入力するのに重宝するはずだ。

タッチパッドは確実に操作できることを重視して、クリックボタン分離式が採用されている。押圧力はやや強めだが、ストロークが浅く操作しやすい。また、パスワード入力なしにワンタッチでWindowsにログインできる指紋認証センサーは、第3者が行き交うコワーキングスペースで利用する際の必須装備といえる。

  • ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドット。外部ディスプレイには最大3,840×2,160ドットで表示可能だ

  • デフォルトのスケーリングは125%。100%に設定すれば文字やアイコンなどが小さく表示され、デスクトップをさらに広々と利用できる

  • ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラ、デュアルアレイマイクを内蔵。デュアルアレイマイクは指向性を備えており、周囲の雑音を低減する効果がある

  • キーボードのキーピッチは約19.0mm、キーストロークは約1.8mm。テンキーは3列でEnterキーから離れて配置されているので、誤入力する可能性は低い

  • パームレストの剛性は非常に高い。手首を思いっきり預けても、たわみはほとんど発生しない

  • キーボードバックライトの色は「Control Center 3.0→Led Keyboard Setting」からカスタマイズ可能だ

  • タッチパッドのサイズは実測110×62.5mm前後(クリックボタン部除く)。ジェスチャー操作を快適に行えるスペースが確保されている

  • タッチパッドはWindows 10の「高精度タッチパッド」に対応。Windows 10のすべてのジェスチャーを利用できるほか、今後大型アップデートなどで新たなジェスチャーが追加された際にも、すぐに使用できる可能性が高い