インタフェースは、USB Type-A 3.0(左側面×1、右側面×1)、USB 2.0(右側面×1)、HDMI(左側面×1)、D-sub(左側面×1)、ヘッドフォン出力(左側面×1)、マイク入力(左側面×1)、SDメモリカードリーダー(右側面×1)、を搭載。

  • 本体前面。左側手前にはディスプレイを閉じたまま確認できるステータスLEDが装備されている

  • 本体背面

  • 本体右側面。左からUSB 2.0、USB Type-A 3.0、SDメモリカードリーダー、ギガビット(10/100/1000)LAN端子、電源端子、セキュリティーロックスロットが配置されている

  • 本体左側面。左からD-sub、HDMI、USB Type-A 3.0、マイク入力、ヘッドフォン出力が装備されている

HDMIは4K出力に対応しており、古いプロジェクターなどを接続するのに便利なD-subも用意され、最近のノートPCでは省かれることが多いフルサイズのSDメモリカードリーダーも搭載。11.6型コンパクトモバイルノートPCとしてはインタフェースが非常に充実している。

  • SDメモリカードリーダーは抜き差し式。メモリカードを挿したとき、頭が少しはみ出るタイプだ

通信機能は、ギガビット(10/100/1000)LAN、Wi-Fi 5(11ac)、Bluetooth 5をサポート。セキュリティポリシーから有線接続が必須のオフィスなどではギガビットLANが重宝するはずだ。

  • 本体天面は強化プラスチック製。かわいいチーズのロゴがデザイン上のアクセントになっている。お子さんも喜ぶのではないだろうか

  • 本体底面。底面はフラットな構造。バッテリーはレバー2つを同時にずらせば取り外し可能だ

映り込みを抑えるノングレア画面、小型ながら入力しやすいキーボード

mouse C1」に採用されているディスプレイは、11.6型HDノングレア(LEDバックライト、1,366×768ドット)。ディスプレイの表面が非光沢処理されているので、照明などの映り込みが抑えられる。ディスプレイ上部には、ビデオ会議に重宝する100万画素のWebカメラとデジタルマイクが内蔵されている。

  • 「mouse C1」のディスプレイは11.6型HDノングレア(LEDバックライト、1,366×768ドット)

  • ディスプレイの表示スケールはデフォルトで100%に設定されている。この表示スケールでほとんどのアプリのウィンドウがはみ出すことはないが、もしもっと情報量を増やしたい場合は外部ディスプレイと接続しよう。HDMIケーブルで自宅のテレビと接続すれば、ディスプレイを購入しなくてもマルチディスプレイ環境を構築できる

  • ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラとデジタルマイクが内蔵されている。スペック表には記載がないがデジタルマイクが2つ付いているので、ノイズを除去するアレイマイク仕様となっているはずだ

キーボードはコンパクトながら素直な配置だ。キーピッチは約17.43mm、キーストロークは約1.7mmが確保されており、幅が狭められている文字キーも最小限だ。コンパクトノートPCとしては、比較的タイピングしやすいキーボードといえる。

  • キーピッチは約17.43mm、キーストロークは約1.7mm。キーとキーの間にすき間があるアイソレーションキーボードなので、高速タイピングしても誤入力しにくい

  • 文字キーは「¥」「/」「\」キー以外は等幅にそろえられているので、コンパクトなキーボードながら、どのキーにも自然に指が伸びる。慣れればすぐにタッチタイピングできるはずだ

  • タッチパッドはボタン分離式。ボタンを除いたスペースは実測約85×43mmだ。やや狭く感じるが、横幅を広く確保しているのでピンチイン、ピンチアウトなどのWindows 10の各種ジェスチャーも操作しやすい

  • タッチパッドはWindows 10の高精度タッチパッドに対応。Windows 10に用意されているジェスチャーをすべて利用可能だ。またOSの新バージョンに新しいジェスチャーが実装されたとしても、すぐに利用できる可能性が高い