最後に各種ベンチマークスコアをチェックして、mouse F5-i3が一般的な用途で問題なく使える"スタンダード"な製品であることを確認していきます。今回実施したのは「PCMark 8 v2.10.901」「3DMark v2.11.6866.0」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 7.0.0」の4つのベンチマークプログラム。Control Center 3.0のモードは標準の「エンターテイメント」で計測しています。
PCMark 8 v2.10.901 | |
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Home Accelerated 3.0 | 3397 |
Creative Accelerated 3.0 | 4216 |
Work Accelerated 2.0 | 4465 |
3DMark v2.11.6866.0 | |
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Time Spy | 379 |
Fire Strike | 905 |
CINEBENCH R15.0 | |
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OepnGL | 41.82 fps |
CPU | 371 cb |
CPU(Single Core) | 154 cb |
ビデオチャットやWebブラウジング、文書・表作成といった一般的な作業を測るPCMark 8の「Work Accelerated 2.0」では「4465」、CINEBENCH R15.0のCPUスコアでは「371 cb」と、けっして高いわけではないが、実用上では問題のないパフォーマンスを実現していることが確認できます。
それに比べて、グラフィックス性能の指標となる3DMarkの結果はあまり良いとはいえず、内蔵グラフィックス機能の限界が感じられます。とはいえ、高度な3D処理を行わないなら、そこまで気にする必要はないでしょう。
また、ディスク(ストレージ)速度を測定するCrystalDiskMarkではSSDのメリットが数値に反映されています。SATA接続のため、M.2 SSDのポテンシャルがフルに出ているわけではないのは残念ですが、HDDと比べればその差は歴然。アプリを起動したりウィンドウを開いたりといった基本的な操作でも、その違いが感じられるでしょう。
性能・拡張性・コストのバランスを考えれば"超普通PC"に注目したい
ここまで見てきたように、mouse F5-i3は"スタンダード"を突き詰めたノートPCに仕上がっています。いうなれば「超普通PC」で、幅広い用途でバランスの良いパフォーマンスを発揮してくれます。
ハイスペックなデスクトップPCは持ち運びができず、コストに見合った使い方ができていないこともしばしば。モバイルPCは可搬性に優れる反面、拡張性がなく使い方が絞られるケースも少なくありません。PCを生活や仕事でもっと活用していきたいと考えるなら、性能とコストのバランスに優れた"超普通PC"「mouse F5-i3」は、見逃せない選択肢となるでしょう。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | mouse F5-i3 |
ディスプレイ | 15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i3-8145U |
メモリ | 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM |
M.2 SSD | 256GB(SATA) |
チップセット | - |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 620 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、 IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps)無線LAN |
インタフェース | USB 3.1×1(Type-C/左側面)、USB 3.0×1(左側面)、USB 2.0×2(右側面) |
サイズ | W361×D256×H24.1mm (折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約2.1kg |
バッテリー駆動時間 | 約7.2時間 |
価格 | 74,800円(税別)~ |
価格・構成については、2020/2/18(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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