ユニットコム(パソコン工房)は、法人向けのビジネスPCとして、14型フルHDノート「SOLUTION-14FH056-i5-UCDX」を発売した。SOLUTION∞ bz N4シリーズは、ビジネスの現場で求められる信頼性や安定性を重視すると共に、優れた可搬性とバッテリー持続時間を実現したシリーズだ。
一見すると地味な印象を受けるが、ビジネスパーソンが本当に求めているスペックを実現しているという。今回はユニットコム(パソコン工房)から「SOLUTION-14FH056-i5-UCDX」の実機をお借りしたので、早速その特徴をチェックしていきたい。
スリム&薄型ボディでモバイルに好適
「SOLUTION-14FH056-i5-UCDX」は、シンプルなブラックを基調とした14型ノートPC。14型という十分な大きさのディスプレイを搭載しつつもスリム&薄型ボディを実現しており、公称で約W321mm×D216.5mm×H19mm(ゴム足含む)、重量約0.99kg(バッテリー含む、カスタマイズにより変動)を実現している。
標準仕様では天板に"iiyama"ロゴが入るが、カスタマイズによってロゴをなくすこともできるのがビジネス向けらしい視点だ。ディスプレイ解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)となり、表示スケールは150%に設定されている。イマドキのノートPCらしくスリムベゼルを採用しているため、一昔前の14型ノートPCよりもかなり小さく感じるだろう。
ディスプレイの最大展開角度は約180度強。フルフラットにすることができるため、打ち合わせや商談で相手に画面を見せやすい。ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラを搭載しており、Web会議にもすぐに対応できそうだ。
迷わず使えるキーボード配列
キーボードには88キーの日本語キーボードを採用。キーピッチは約19mmが確保されており、キー配列もオーソドックスで違和感なく文字入力が行えそうだ。さすがにIns、Del、PgUp、PgDn、Prt Scなどの処理系のキーは右側上下に分散しているが、ある程度使用すれば慣れるだろう。タッチパッドはクリックキーが独立しておらず、全体が沈み込むダイビングボード構造を採用している。
またSOLUTION∞ bz N4シリーズは、アメリカ国防総省が米軍の物資調達に必要な基準を定めた規格「MIL-STD 810G」に準拠しており、高い堅牢性を備えている。ビジネスシーンでは外に持ち歩く機会が多くなるモバイルPCだけに、ユーザーにとっても大きなポイントとなるだろう。