「MousePro NB4」シリーズの特徴として、ディスプレイが180度開き、完全に倒れた状態にできる点が挙げられる。以前から、ビジネス向けノートPCではたまに採用される方式で、何がいいかというと例えば倒した状態にすると、こちらはキーボードやトラックパッドを操作したまま、対面で座っている相手に画面を見せやすい。
対面でプレゼンテーションを行うような場面を想像してほしい。通常のノートPCだと、相手に画面を見せると自分が画面を見づらくなり、また操作もしにくくなる。しかし180度開くタイプであれば、相手の側に倒すと自分も相手も同時に画面を見ることができる。
液晶ディスプレイの視野角が広いので、ディスプレイを倒した状態でも、画面をしっかり確認しながら操作できるのはうれしい。2 in 1タイプで山形にできるタイプも見せやすいが、キーボードは操作しづらいので、操作性との両立という点ではこちらのほうが使いやすい。
また、出張などでホテルで本格的な作業しなければならない場合、ホテルの机は奥行きが狭く、キーボードやマウスに使いやすい外付けのものを使おうとするとすると、窮屈で作業しにくいということが多い。
そんなとき、180度ディスプレイを開いたら、そのままノートPCを立てて置いて、キーボードとマウスは外付けのものを使うことで、省スペースでも快適な作業環境を実現できる。ディスプレイはいつもより高い位置になるが、覗き込むようにしなければならない普通のノートPCと違い、背筋も伸びて姿勢がよくなる。
こうした工夫は、実際に使ってみないとわかりづらいポイントだが、こういった細かいところがあるからこそ、とても気の利いたノートPCなのだなという印象が強まった。
まとめ
薄型でクールな外見と、強力なバッテリー動作時間、それに実用的な性能を兼ね備えた「MousePro NB4」シリーズだが、標準モデルで約11万円~とコストパフォーマンスも非常に高い。Office付属モデルでも約13万円だが、現在はOffice 365もあるので、あえて付属モデルにこだわらなくてもいいだろう。
また、2月6日より、i7-10510Uの搭載モデルも販売開始しており、より選択肢が増えたのはありがたい。
4月からの新生活に向けてPCも一新したいという人に、ビジネスはもちろん、学校での学習用や、プライベートのPCとしても隙きがなく、広くオススメできる一台だ。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | MousePro-NB410H-1912 |
ディスプレイ | 14.0型フルHDノングレア(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i5-10210U |
メモリ | 8GB PC4-21300 DDR4 |
M.2 SSD | ※標準構成:256GB(SATA) ※試用機は512GB(SATA) 5,800円 |
チップセット | - |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
OS | Windows 10 Pro 64ビット |
LAN | Intel Wi-Fi 6 AX200(最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)無線LAN |
インタフェース | USB 3.1×2(Type-C/左側面×1、Type-A/左側面×1)、 USB 3.0×1(右側面×1) |
サイズ | W322×D218.2×H16.9mm (折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約1.10kg |
バッテリー駆動時間 | 約25時間 |
価格 | 109,800円(税別)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2020/1/31(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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